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令和7年4月16日(水曜日)
山梨県公安委員会室
議事の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。
警備第二課から、「青森県公安委員会から、警察法第60条第1項の規定に基づく援助要求がなされたことから、青森県警察に職員を派遣したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。
運転免許課から、行政手続法に基づく審査基準・処分基準の改定について説明があり、原案どおり決裁された。
運転免許課から、運転免許の取消処分10件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり原案どおり決裁された。
総務室長から、令和7年3月中における広聴事案の取扱状況について、感謝6件を受理し首席監察官から、苦情1件を処理した旨の報告があった。
警務部長から、近年の気候状況の変化に対応し、警察活動の能率的な遂行を確保するた、制服の着用期間を見直すとともに、暑熱対策として、冷却ベストの試験運用の実施について報告があった。
警務部長から、令和7年度山梨県警察術科特別訓練員指定式の実施日時等について報告があった。
本部長から、「制服の着用期間の見直し及び冷却ベストの試験運用については、これから暑さが厳しくなる季節を迎える中で、主に屋外での活動が多くなる警察官の勤務環境の改善につながることを目的に実施する。装備品の整備については、国の基準を踏まえ、警察庁とも連携しながら県警察としてできることを引き続き取り組んでまいりたい。また、職場環境の改善という点では、ゴールデンウィークを控え、警察は24時間体制で事案対処を行わなければならないが、バックアップ体制を整えた上で、計画的な休暇取得を推進していきたい。そうした取組により、職員の英気が養われ、勤務効率の向上にもつながるものと考えている。」旨の発言があった。
委員から、「災害派遣など県外における県警の活動をより多く広報することで、警察に対する県民の理解が一層広がると思う。苦情の処理については、申出人に対する回答はできるだけ速やかにお願いしたい。また、本部長がおっしゃったバックアップ体制を整えた上で行う休暇取得の促進は大変良いことであり、是非進めていただきたい。」旨の発言があった。
委員から、「制服の着用期間の見直し及び冷却ベストの試験運用について、空調服インナーベストはかなり効果があると聞いている。熱中症対策に関しては、本年6月1日から、企業における熱中症対策が義務化されることとなっている。県警察の業務上、完全に対応することは難しい面があるかもしれないが、職員の健康管理のため、しっかり検討しながら暑熱対策を推進していただきたい。」旨の発言があった。
委員から、「冷却ベストの試験運用について、近年の温暖化の影響を踏まえ、職員が快適に仕事ができる取組は大変有意義だと思う。」旨の発言があった。
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