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令和7年4月2日(水曜日)
山梨県公安委員会室
議事の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。
警備第二課から、「2025年日本国際博覧会開催に伴う警備部隊の特別派遣について、警察法第60条第1項の規定に基づく援助要求がなされたことから、大阪府警察に職員を派遣したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。
運転免許課から、運転免許の取消処分10件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり、原案どおり決裁された。
交通部長から、令和7年春の全国交通安全運動の実施に関し、運動の重点、主な警察の取組について報告があった。飲酒運転対策における事業所対策として、安全運転管理者に義務付けられた運転前後のアルコールチェックの実施などを徹底させるほか、警察官を派遣して安全教育を実施している。交通安全運動終了後に検証を行うなど、交通事故防止に向けた取組を推進していく旨の報告があった。
警察学校長から、初任科第367期・368期及び一般職員初任科第38期入校式の開
催について報告があった。
本部長から、「3月31日付で山梨県警察に着任し、職場の中でのコミュニケーションを積極的に図っていくことが大切であるという考えを職員に伝えさせていただいたが、警察部内だけでなく、関係機関や団体とのコミュニケーションや連携をしっかりとって、警察が行う各種施策を推進していく。委員各位からも御指導、御助言を賜りたい。」旨の発言があった。
委員から、「春の交通安全運動の実施について、関係機関・団体と連携して展開していただき、よいスタートを切ることで交通事故の減少につながってほしい。」旨の発言があった。
委員から、「快適な職場環境の形成やパワハラ事案をなくすため、日頃のコミュニケーションを図り、風通しのよい職場に向けた施策・研修等を引き続き行っていただきたい。春の交通安全運動の実施について、特に飲酒運転対策に関しては、飲酒運転に対する行動変容や効果について評価、分析、考察を行った上で新たな計画を立てるなど、良い方向に向かう施策を展開していただきたい。」旨の発言があった。
委員から、「春の交通安全運動の実施について、特に飲酒運転対策に関しては検問を強化することが効果につながると思う。また、新入学の時期であるが、闇バイトの応募に対して抵抗の少ない若者が狙われる現状を踏まえ、誘惑を遮断するため、高校生や大学生に対する啓発をしていただきたい。」旨の発言があった。
生活安全部長から、「学生等に対するいわゆる闇バイト対策について、闇バイトに応募してしまったが、そこから抜け出せずにいる者やその家族を保護する施策を行っており、学生等に対する注意喚起、啓発活動も引き続き推進していく。」旨の説明があった。
本部長から、「闇バイト対策に関しては、文部科学省においても、警察庁と連携しながら広報誌の作成や、そもそも闇バイトに応募させないための施策として生徒にインターネットの使い方を教えるなど、教育委員会や各学校と連携して取り組んでいると承知している。闇バイト対策では、特に学生等に対して、犯罪に加担することで取り返しがつかなくなる将来の影響を知らせることが重要であることから、現場の警察官があらゆる機会を捉え、学校等とも連携しながら周知する取組を進めていく。」旨の発言があった。
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