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更新日:2025年10月23日

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よくある質問

Q1.どれくらいのお金が必要ですか?

農業を始めるためにどのくらい資金を用意しておけば良いですか?

回答

令和6年度に実施された調査結果によると、独立・自営就農した方が就農時に用意していた自己資金の平均額はおよそ300~400万円でした(一般社団法人全国農業会議所全国就農相談センター「新規就農者の就農実態に関する調査結果(2025年)」)。

年齢が高くなるほど増加する傾向があり、就農する品目や経営形態によっても傾向が異なります。就農に向けては、可能な限り資金を準備しましょう。

また、雇用就農や親元就農の場合は初期投資に係る資金が少なく済むことが多く、一般的に独立・自営就農ほどの自己資金は必要ありませんが、新しい生活に備えて生活資金等は確保しておくことをオススメします。

Q2.農地を探す方法は?

農地はどのように探したら良いですか?

回答

農地を借りたり買ったりする相談については各市町村の農業委員会にご相談ください。

知人や研修先から紹介される場合もありますが、その際も必ず農業委員会等での手続きが必要です。

注意点としては、就農前に農地の契約や購入を行ってしまうと、一部の助成事業の対象外となる場合があります。焦らずに、まずは本ホームページでの情報収集や、就農相談窓口での相談を十分に行いましょう。

Q3.農業だけで生活していけますか?

新規就農して農業で生計を成り立たせることはできますか?

回答

可能です。独立・自営就農や親元就農の場合、自分が経営者になる意識を持ち、販路の開拓や生産効率の向上に努めることで、家族を含め安定した生活を目指すことができます。

ただし、研修中や就農初期は収入が無い、または不安定なことが多いため、その期間は技術向上を兼ねて近隣の農家等でのアルバイトで補っている方もいます。

技術習得や経営安定のための支援制度を用意していますのでまずは情報収集や就農相談窓口への相談から始めましょう。

Q4.農業を始めるための資格は?

農業を始めるために必要な資格はありますか?

回答

特別な資格はありません。農地で作物を作り、それを販売すれば、誰でも農業者です。ただし、経営を続けるためには、事前の計画やしっかりとした栽培技術や経営感覚が必要不可欠です。これらは、事前の情報収集や就農相談、研修を十分に通じて身に付けていきましょう。

Q5.都会と山梨県の両方に住みながら農業がしたいです

二拠点居住で、都会で仕事をしながら農業をしたいのですが、どうしたら良いですか?

回答

畑付きの一軒家を借りる、市民農園やオーナー制度等を利用するなどの方法で農業に携わることができます。

ただし、国や県などの就農支援制度は、「農業を主業とする人材の育成」が目的のため、都会で仕事をしながら農業を行う場合は対象外になることがあります。また、農地を借りたり買ったりすることも難しい場合もあります。

Q6.経験がなくても農家になれますか?

農業の経験が全くありません。それでも農家になることはできますか?

回答

できます。ただし、自分が夏の暑さや冬の寒さの中での重労働に耐えられるかなど、農業を行っていく適性があるか見極めることが大切です。山梨県では農業体験事業を用意しており自分の農業の適性を確認できます。

まずは体験や情報収集を通じて、自分のやりたい農業のビジョンを見つけましょう。

Q7.始める前の準備は?

農業を始めるとき、何から準備したらいいですか?

回答

おすすめの準備ステップは以下のとおりです。

  1. 情報収集(インターネット、就農相談窓口、農業イベントなど)
  2. 農業体験・研修で適性や興味を確認
  3. 作物・経営形態の選定
  4. 資金計画の作成(自己資金+支援制度)
  5. 農地・住居・機械の確保
  6. 就農計画の作成

山梨県では、計画作成から農地確保まで一貫して相談できる窓口があります。

Q8.休みはありますか?

農業に休みはありますか?農家の働き方は?

回答

作物や畜種によって働き方は異なります。

繁忙期(田植え、収穫など)は休みが少なくなりますが、農閑期には比較的自由な時間が取れます。

休日は自分で決められる一方で、天候や作物の生育状況に左右される柔軟な働き方が求められます。

Q9.コミュニケーションは必要?

農村生活は、人間関係が大変ですか?

回答

農業は基本的に自分の裁量で働けますが、地域の農作業や行事への参加が必要な場合もあります。

農村では互いに助け合う文化があるため、挨拶やコミュニケーションを大切にすることが良好な関係づくりにつながります。