ページID:20001更新日:2019年2月1日

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知事記者会見(平成20年9月3日)

詳細内容

平成20年9月3日知事記者会見の様子(JPG:22KB)知事記者会見
平成20年9月3日(水曜日)11時30分から
本館2階特別会議室


●発表事項
・なし

●質疑応答
・「県立中央病院の経営形態の見直しについて」
・「やまなしサポターズ倶楽部交流会の開催について」
・「やまなしサポーターズ倶楽部の出席予定者とふるさと納税の状況について」
・「富士山の入山料について」
・「解散総選挙について」
・「富士山以外での入山料の徴収について」


<発表事項>

・なし


<質疑応答>

●「県立中央病院の経営形態の見直しについて」

(記者)経営形態の見直しについては、現在県議会の特別委員会で議論が進められているわけですが、特別委員会では今月16日までとしていた日程について、延長して今後も議論を進めていく方針です。かねてより知事は、議会の議論を見据えたうえで結論を出したいというお考えでいらっしゃいましたが、今度の9月定例県議会に、県立中央病院経営形態見直しに関する補正予算を計上するお考えはあるのか、という点についてお願いします。

(知事)その点については、まだ決めておりません。現在のところ、そういう県議会の特別委員会での議論だとかそういう状況をみたり、あるいはいろいろなかたちで県民の皆様にPRをし、また意見も聴いておりますので、そういう意見も参考にしたりしながら、いつの時点で判断をするかまだ決めていないという段階であります。

(記者)そうすると9月議会開会中にも特別委員会を開いてくる予定のようなのですが、その場合であったとしても9月議会で方針を出す可能性はあるということですか。

(知事)いずれにしても、その辺のところはまだ全く決めていないという状況です。

●「やまなしサポターズ倶楽部交流会の開催について」

(記者)今度サポーターズ倶楽部の会議が開かれるということですが、そこで知事はトップセールスをなされるということで、知事としてはどのようなことを東京にいるサポーターズ倶楽部の皆さんに訴えようとしていらっしゃるのかということと、それからサポーターズ倶楽部を設置して1年が経とうとしていますけれども、知事としては、そこでの成果はどのような形で出ているとお考えなのか、その2点をお伺いします。

(知事)成果はいろいろ具体的なものも出ております。例えばサポーターの皆さんから、やまなし大使と言っているわけですが、情報があってそういう情報を得て新しい施策をしたとか、例えば臨海地域で山梨のPRをするコーナーを作ったとか、あるいは千葉モノレールに山梨のワインかなんかのPRをした(「ワイン列車」の運行)とかですね、あげ出せば切りがないような、いろいろなサポーターからの提案によって、山梨を情報発信するためのいろんなことが行われたということがあります。いずれにしても数百人の方が山梨のことを心配して、東京で折に触れて山梨のためにPRをしてくれているというのは、これは非常に計り知れない大きな効果があるというように思っております。具体的にどういうことがあったかは、担当のところに聞いていただきたいと思います。
明後日サポーターズ会議がありまして、恐らく400人からの皆さんが集まってくれると思っております。私からお願いすることは、やはりいつも言っていることでありますけれども、企業誘致の問題とか、あるいは観光だとか、その他山梨というものを京浜地区において情報発信するために、皆さん自身にも努力をしていただきたいし、また良い手法があれば是非教えていただきたいということ。それから山梨というのは燃料電池の研究も行われているし、日照時間も長いし、また小水力の発電の可能性も大きいし、そういう今流行のクリーンエネルギーの保存量も多いということもあるので、そういうことも関心のある事業者の皆さんは、是非山梨をその対象に加えてもらいたいとか、それからふるさと納税もお願いをしなければいけませんし、いろいろお願いをしなければいけないことがあるというように思っております。まだ具体的にどういうことを言うかまとめておりませんけれども、そんなことです。


●「やまなしサポーターズ倶楽部の出席予定者とふるさと納税の状況について」

(記者)関連して、金曜日は有名人ではどのような方をお招きする予定、出席される予定なのか、もう一点ふるさと納税なのですが、全県的に非常に伸び悩んでいるようですが、今の現状を踏まえてどういったことでアピールしていきたいのか、今の寄附状況をどう見ていらっしゃるのかをお願いします。

(知事)(知事政策局長に向かって)どういう方が来るかということと、ふるさと納税の今の状況というのはわかりますか。

(知事政策局長)お見えにならないとわからないのですが、昨年もお見えになった方で、林真理子さん、防災の関係(県の防災CMに出演)でプロレスラーの武藤敬司さん、清水國明さん、そういった方がお見えです。

(知事)(知事政策局長に向かって)出欠は取っているのですか。

(知事政策局長)サポーターは現在600人ほど会員がいまして、先ほど知事が言いましたとおり七掛け八掛けくらいになると思います。最終的な確認は今やっております。

(知事)(知事政策局長に向かって)ふるさと納税はどれくらいあるのですか。

(知事政策局長)今現在300万円くらいです。

(知事)伸び悩んでいるということもあると思いますが、これは確定申告で還付手続きを取るわけですから、これからが勝負だろうと思っております。いろんな工夫を凝らして、東京にいまひとつの山梨県があるというくらいに、京浜地域には山梨ゆかりの人が多いわけですから、そういう人々にさらにアプローチをして、できるだけ多くのふるさと納税を確保していきたいと思っております。

●「富士山の入山料について」

(記者)今朝の新聞に、富士山の入山に関して、お金を入山金といったかたちで取っていこうではないか、みたいな話が出ているという記事を読みまして、山梨県としてはこれに関して何か関わっていく予定はありますか。

(知事)私も読みましたけれども、富士吉田市長が、入山料というものを取ったらどうだろうか、そういう検討をしたいという話がありました。私も基本的にはそれは十分検討に値することだと思っております。静岡県にも絡みますから、地元の市町村レベルで、静岡県とも一緒になって是非検討してもらいたいと思っております。やはりこれだけ登山客が増えてまいりますと、当然ゴミ処理の問題もあるし、それから特に安全、救急の問題について、地元の市町村にとっては大きな負担がかかってくる。それだけ大きな行政需要にもなっているわけですから、入山をされる方に一定の入山料をお願いをする。それをそうした行政需要に充て、富士山の保全のための事業にも使っていくということは、当然検討に値することだと思っております。これは県で検討するというよりは、静岡県の自治体とも一緒になって、地元の自治体で検討していただければと思います。

●「解散総選挙について」

(記者)昨日もぶら下がり(取材)で対応いただいたのですが、解散総選挙が年内にも行われるのではないかという憶測が出ています。(知事は)かつて自民党の衆議院議員でもあったということで、解散総選挙の時期についていつ頃と知事ご自身は推測されているのかよろしくお願いします。

(知事)それはちょっと私もよくわかりませんが、そう遠くはないだろうという感じはします。
とりあえずは、だいたい自民党の総裁選の日程も決まってきたわけですから、民主党の方の代表選も決まっているし、9月の下旬にそれぞれのトップが決まって、9月24日頃に国会が開会して、それから補正予算の審議です。これは、ぜひ我々としては急いでもらわなければならないわけです。衆議院においては、おそらく10月の半ば位に補正予算が通過する。それから参議院にまわっていくと、今度は参議院がやっかいでまた混乱をするのでしょうが、しかし、予算の自然成立が、したがって10月(11月)の半ばということになります。
ただ、いろいろな予算関連法案がくっついておりますから、これが通らないということになるから、なかなか総合経済対策も実行に至るまでには時間がかかるだろうな、という感じがします。
そういう中で、例えば定額減税なんていうことが与党の中で議論が進んでくるということになってくると、年の暮れとか、あるいは来年早々とか、これは誰しもそういう推測をしているわけですけれども、そういう時期というのは十分にあるかなという感じはいたします。

(記者)与党内には臨時国会冒頭での解散というようなことを指摘する方もいますが、そうなると今おっしゃった経済対策はなおざりにされたまま解散ということになりますが、臨時国会冒頭での解散についてはどのように考えますか。

(知事)その可能性も無いとは言えませんけれど、それは大きな政治的な空白をつくることになりますから、やはり総合経済対策を実施するための補正予算をまず早急に通していくというのが正道だと思います。
しかし可能性としては、政治の世界ですからあるかもしれません。

(記者)知事の立場としては、まず補正をしっかりと?

(知事)やはりこれは政治空白ができるだけ少なければ良いということと、与野党ねじれはありますけれど、今の経済情勢をみれば、前の通常国会のようなああいう状況ではなく、ぜひ緊急の経済対策みたいなものは与野党で話し合うべきことは話し合って、衆議院も参議院も早く通し、予算関連法案も早く通してもらいたいと思います。

●「富士山以外での入山料の徴収について」

(記者)先程の入山料の件で、富士山に関してというお話で(新聞)記事を読んだのですが、それに関してはしっかりやって(検討して)いただくというお話でしたが、特に山梨県で、南アルプスですとか、あと南部の方ですとか、県全体にいろいろな山があって、入山料というふうなかたちで、県で取っていくというようなお考えは特にはないですか。

(知事)それは今のところありません。

(以上)

リリース日:2008年9月3日

知事政策局広聴広報課

甲府市丸の内1-6-1本館2F
TEL:055(223)1336
FAX:055(223)1525

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