ページID:18842更新日:2019年2月1日

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知事記者会見(平成20年5月15日)

詳細内容

平成20年5月15日知事記者会見の様子(JPG:31KB)知事記者会見
平成20年5月15日(木曜日)11時00分から
本館2階特別会議室

<発表事項>

●「四川省における地震災害に対する対応について」

(知事)先ず、今般の四川省の地震災害で亡くなられた方々に、心からお悔やみ申し上げ、被災者にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げたいと思います。
四川省は、古来「天府の国」といわれまして、災害の少ない恵まれた地域として言われてまいりましたので、このような大災害に見舞われたことに驚くと同時に、本県とは昭和60年に、友好県省という関係を締結以来、23年にわたり緊密な交流を、県民レベルで続けてまいりましたので、この度の大災害は人ごととは思えない気持ちであります。
また、今回の地震は、東海地震の可能性が指摘されている本県にとっては、対岸の火事ではなく、本県の防災対策を一層強化していかなくてはならないという思いを強くしているところであります。
情報によりますと、四川省内の死者は1万4千人に達し、さらに、生き埋め・行方不明者は2万7千人、負傷者は6万4千人、損壊家屋も4百万戸を超えるなど、甚大な被害が発生し、現在、懸命な救助作業が進められていると聞いております。
このような状況の中で、本県といたしましては、さる13日に四川省長宛に見舞い状をお送りしたところでありますが、大きな被害を受けた四川省の早期復興を願い、また、被災者の方々の救援物資購入に役立てていただくため、四川省人民政府に見舞金300万円をお贈りすることにいたしました。
また、山梨県議会といたしましても、同様の趣旨から200万円を見舞金としてお贈りするとのことであります。
さらに四川省の一刻も早い復興に向けまして、山梨県国際交流協会を主体といたしまして、県民の皆様からの義援金を募ることとしたいと思います。
義援金の募集につきましては、お手元に実施要領の資料がございますけれども、報道機関の皆様方にもご協力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。


<質疑応答>

(記者)県からの人的な支援はどうお考えでしょうか。

(知事)政府に問い合わせてみましたところ、人的支援あるいは物的支援というものは、中国政府としては間に合っているということで、今のところ受入は必要がないからしないということです。しかし将来そういったものを受け入れるということでしたならば、本県としてもその時点で対応をしたいと思っております。

(記者)見舞金について、過去最大の通例で見ると、県から200万円、議会から100万円で300万円というのが通例であったと思われますが、今回500万円となった理由を改めて伺います。

(知事)過去、アメリカのアイオワ州で洪水が発生した際に、おっしゃるような見舞金をお送りしたことがありました。しかし今回は被害の程度が桁外れに甚大でありますので、そういうことも考えまして300万円にしたということであります。県議会が別途200万円で合計500万円となります。

(記者)見舞い状をファックスで送られたとのことですが、その反応は来ているのでしょうか。

(知事)特別今のところ聞いておりませんが何かありますか。(国際交流課長に)

(国際交流課長)コメントは来ておりませんが、受け取ったということは聞いております。

(記者)義援金300万円という数字なのですが、これは過去最高ですか。

(知事)過去最高は最高なのですが、具体的な根拠というものはありません。なお、広島県も友好提携を結んでおりますけれども、相談したわけではありませんが、同じ額だということを聞いています。


(以上)

リリース日:2008年5月16日

添付ファイル

知事政策局広聴広報課

甲府市丸の内1-6-1本館2F
TEL:055(223)1336
FAX:055(223)1525

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