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知事記者会見(平成20年1月17日)

詳細内容

平成20年1月17日知事記者会見の様子(JPG:23KB)知事・北富士演習場対策協議会会長共同記者会見
平成20年1月17日(木曜日)13時35分~
本館2階特別会議室

<発表事項>

○「北富士演習場使用協定更新申し入れについて」

(知事)ただ今、地引防衛省地方協力局長さんがお出でになりまして、「平成15年3月27日に締結した、北富士演習場使用協定の有効期間が本年3月31日に満了することとなるけれども、北富士演習場は、自衛隊及び米軍にとってかけがえのない施設であり、現行使用協定を更新して、引き続き使用したいので、国の防衛政策を理解した上で協力を願いたい」との申し入れがあったところであります。
私からは、「大変重要な事柄でありますので、北富士演習場対策協議会を中心にして、県議会や地元市村などと十分に協議する中で、対処して参りたい」とお答えしたところであります。
北富士演習場につきましては、従来から「全面解消、平和利用を目指し、段階的縮小を進めていく」ということを基本姿勢といたしまして、県議会をはじめ、北富士演習場対策協議会や地元市村などと協議をしながら、演習場に係わる諸問題の解決に取り組んで参りました。
本日、申し入れがあった使用協定の更新につきましては、今後、関係者とも十分に協議をしながら、対処して参りたいと考えております。

(北富士演習場対策協議会会長)土屋です。先ほど、地引防衛省地方協力局長から、北富士演習場使用協定の更新について、申し入れがありました。
国としては、防衛政策を推進する上で、北富士演習場は是非とも必要な施設であり、平成20年4月1日以降も引き続いて使用したいとのことであります。国策上の必要性は理解できるものでありますが、演習場があることによって、周辺地域の振興や発展が妨げられるようなことがあってはなりません。
国においては、演習場の使用と周辺地域の発展の両立を図るため、従来も、周辺整備事業などへの財政支援をして参りましたが、今後においても、地元要望については、出来るだけ応えていきたいとのことであります。
今日は、地元市村などに対しても、同様の申し入れを行うとのことでありますので、今後、関係団体において、議論が積み重ねられると思います。
北富士演習場対策協議会としては、県と連携を図ることはもちろん、関係団体や北富士演習場使用協定対策地元協議会などとご相談しながら、対応して参りたいと考えております。

<質疑応答>

(記者)知事にお伺いします。前回の第7次使用協定更新においては、214ヘクタール再払い下げということが大きなテーマとなっておりまして、前回実現したわけでありますが、今回の第8次使用協定更新において、県知事の立場で、どのようなことが課題、争点になるとお考えなのかをお願いします。

(知事)今日申し入れがありまして、これから各市村等において、これにどう対応していくのか、例えば民政安定のために具体的なこういう事業を、ということが当然あるわけであります。これから議論だと思っておりまして、今ご指摘の点も含めまして、具体的などんな問題が出てくるか、例えば補助対象事業を拡大して欲しいとか、そんな議論も当然出てくる可能性があると思います。いずれにしてもこれから検討する事柄です。

(記者)土屋演対協会長にお伺いします。演対協会長として、地元要望の意見集約などを取りまとめられるかと思いますが、どのように臨んでいきたいとお考えかお伺いします。

(北富士演習場対策協議会会長)本日、国からの使用協定更新申し入れが、ただ今あったわけでありまして、協議会のメンバーを中心に、その対応を協議して参りたいと考えております。地元要望の取りまとめなど具体的な作業につきましては、今後地元市村や恩組(富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合)とも十分に協議を重ねて参りたいと考えております。

(以上)

リリース日:2008年1月18日

知事政策局広聴広報課

甲府市丸の内1-6-1本館2F
TEL:055(223)1336
FAX:055(223)1525

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