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知事記者会見(平成19年11月13日)

詳細内容

平成19年11月13日知事記者会見の様子(JPG:26KB)知事記者会見
平成19年11月13日(火曜日)11時30分から
本館2階特別会議室

●発表事項
・平成19年度県政功績者表彰について

●発表項目以外の質疑応答
・昭和町ショッピングセンター問題について
・富士山五合目レストハウス問題について
・自民党県連保坂会長の訪問について
・県議会の体制について
・山梨ブランド懇話会、女性の知恵委員会の提言について
・富士河口湖町長選挙について
・人事委員会勧告に対する対応ついて
・光のピュシスについて

<発表事項>

●「平成19年度県政功績者表彰について」

(知事)それでは、平成19年度県政功績者表彰につきまして、発表いたします。
県政の各分野において功績が顕著である個人及び団体を、毎年、県政功績者として表彰しておりますけれど、今般、平成19年度の受賞者を決定したところであります。
受賞者の内訳につきましては、特別功績者1名、県政功績者の個人53名、うち女性が6名でございます。県政功績者の団体が1団体であります。
受賞者のお名前、主要経歴等につきましては、お配りした「県政功績者一覧表」のとおりであります。表彰式は、11月20日、火曜日に予定をしております。以上であります。

<質疑応答>
なし

<発表項目以外の質疑応答>

●「昭和町ショッピングセンター問題について」

(記者)昭和のショッピングセンターについてお伺いします。先日、昭和町で地元の地権者の組合の中で、県に対する回答として、3万数千平方メートルを軸に検討しているということを聞いておりますけれど、仮に、町側が3万数千平方メートルで回答してきた場合、県としてのお考えはどのようなものになるのか教えてください。

(知事)そういう新聞報道があったわけでありますけれども、今のところ町の方から、あるいは地権者の方から、私どもに対して具体的にそういう数字は全く言ってきておりません。
したがって、現時点ではコメントすることができないわけであります。しかし、向こうから具体の数字が提示された段階で、その数字によって、例えば周辺の交通への影響、その他をよく調べて、それでいいのかどうなのか判断をすることになるわけでありますけれども、私の個人的な感覚を申し上げれば、3万数千ということでは、周辺の道路交通への渋滞とか、そういうマイナス影響を考えると、なかなかそれはクリアできないのじゃないかなという感じはしております。いずれにしても出てきた段階で、良く精査をすることだと思っております。

●「富士山五合目レストハウス問題について」

(記者)今日、富士山の五号園の方に、県の方でも最終といわれる調査に入っているようですが、今のところ知事の方に、どういう状況かという連絡は入っているでしょうか。

(知事)違法箇所については全部撤去されたという連絡が来たものですから、今日、県の担当者が行って、現地調査をしていると聞いております。その現地調査の結果については、まだ、私の所まで報告が来ておりません。

●「自民党県連保坂会長の訪問について」

(記者)今日、自民党県連の保坂会長が、朝、知事の所に挨拶に来たようですけれど、お話としてはどんなお話があったのでしょうか。

(知事)県連会長になったということで、よろしくという挨拶に来られたわけであります。特に新会長の方針として、政務調査活動を強化していきたいと。県政に対しても提言をしていきたいので、よろしくというお話もありました。いずれにしても挨拶においでになったということであります。

(記者)そういう協力要請に対して、知事の方はどういうお答えをしたのでしょうか。

(知事)県連の方として、県政を支援する、協力していくということを基本的におっしゃっていただいておりまして、そのことについては、私としても大変ありがたいことだと思っております。
ただ、それに甘えてはいけないわけであって、今申し上げた県連においては、政務調査活動を強化して、積極的に県政への提言も行っていくということでありますから、そういった提言も真摯に受け止めながら、一緒により良い県政を進めるために協力をしていきたいと思っておりまして、そういうふうにお答えをいたしました。

(記者)今日は例えば、選挙に向けての協力要請とか、そういう話はあったのでしょうか。

(知事)そういう話は全くなかったですね。

(記者)これはそもそも県連の方からの申し入れでしょうか。

(知事)保坂会長から挨拶に行きたいというお話でした。

●「県議会の体制について」

(記者)県の議会の関係ですが、自民党の一会派が与党宣言されまして、これでこれまで複雑だった関係と言いますか、自民党系が一枚岩になって横内知事を支えて、一方で民主党系などの会派が野党と言いますか、すっきりした形になったわけですが、これについて知事はどのようにお考えでしょうか。

(知事)過日、自民党新政会の先生方が、私の県政をご支援いただけるということを表明していただいた。大変ありがたく、光栄なことだと思っております。
しかしながら言うまでもなく、県の執行部と議会というものはお互いにチェック・アンド・バランスの立場に立って、県政を執行していくものでありますから、議会は県の執行部の施策についてチェックをされるお立場でありますので、私の施策に誤りがあれば、いかに与党とはいっても当然厳しいご指摘があるわけであります。したがって与党になっていただいたからといって、そのことに甘えることなく、一層気持ちを引き締めて県政を推進していきたいと思っております。

●「やまなしブランド戦略懇話会、女性の知恵委員会の提言について」

(記者)先日、山梨ブランド懇話会の方から提言があって、ブランド化によってイメージアップを図っていくべきだという提言があったと思いますけれど、先月末にも女性の知恵委員会から、今の山梨ではダメだというような提言があって、知事は両方の提言を受け取った際に、県民議論で検討していきたいという話だったですけれど、どのくらいの短期間でこれに答えられるつもりなのかお聞きしたいのですが。

(知事)ちょうど20年度予算の編成に向けて、県庁内で様々な議論が行われている時期でありますので、女性の知恵委員会につきましては、この間の庁議で関係部長に、大変足が地に着いた現実的な、かつ、女性の目から見て、我々が気がつかない適切な提言をしている。したがってこれを各部において検討して、可能な限り20年度予算、施策に反映させてもらいたいと。予算が成立した段階で、女性の知恵委員会の皆様方には、「皆様のご提言は、こうこう、こういうふうに具体化しました。」ということは、一人ひとりの委員に報告をしたいと言いました。
ブランド懇話会につきましても、やはり具体化をしていくということで、各部に予算編成の過程で十分議論するように、指示をしたいと思っております。

●「富士河口湖町長選挙について」

(記者)富士河口湖町長選が今日、告示になりましたが。知事は小佐野常夫町長の決起集会に行かれたと思いますが、選挙期間中に応援演説などで入る予定はあるでしょうか。

(知事)今のところ、それは分かりません。

(記者)まだ、検討中ということでしょうか。

(知事)まだ、どうなるか分からないと思います。

●「人事委員会勧告に対する対応ついて」

(記者)人事委員会勧告に対する対応ですが、かねて知事は会見の場でも、経済財政会議での議論を踏まえて総合的に判断したいとおっしゃっていましたが、過日の経済財政会議専門部会の中で、人件費について「県民の思いを勘案し、職員自身も改革に伴う痛みを共に担うなど、県民の理解と協力を得るための取り組みが求められる」ということで、給与削減について検討が必要ではないかと促すような提言案が出ていますけれども、こうした提言案が出ているということを踏まえ、人勧対応についてどのようにしたいとお考えなのか教えてください。

(知事)人勧の対応については、国の方の人事院勧告についての方針が出ているわけです。指定職についてはこれを据え置き、それ以外(の職員)についてはこれを実施するということで、現在給与法の改正案が国会で議論されているわけです。県としては、その辺の国の動向とか、その他の状況をみながら適切に対応したいと考えております。
人勧への対応とはまた別途に、ご承知のように、今、管理職について俸給の2%、管理職手当の25%をカットするという12月31日までの特例減額措置が行われているわけであります。これについてどうするかという議論もあるわけです。2つのことがあるわけです。
これについては、おっしゃるように経済財政会議でも、まだ部会の報告が出ただけで、これから経済財政会議の本会議で議論があるわけでありますが、その辺の議論も踏まえながら、そういう特例減額措置をどうしていくのかということも検討しなければならないと思っております。今の段階では、まだどうするということまでの成案を持っているわけではありません。

(記者)人勧対応と、いわゆる特例措置両方について、現段階ではどうするかという結論が出ているわけではないということですね。

(知事)まだ今の段階で結論は出ていません。しかし、12月の県議会に条例は提出しなければいけないわけですから、県議会には何らかの結論をご報告しなければならないと思っております。

(記者)国の動向とおっしゃられましたが、今、人事院勧告に対する措置ということで国会で議論されていて、確か参議院で止まっているのではないかと思いますけれども、国会の方の結論が出るまでは、県としての対応を決めかねるということですか。

(知事)そうですね、県の方も12月県議会の準備もありますから、ギリギリ待ってみて、国会の方の法案が成立しないというときには、その時はその時で県なりの判断をしなければいけないと思っていますが、まだ時間的には余裕がありますので、国の状況を見ているということであります。


●「富士山五合目レストハウス問題について」

(記者)先ほど富士山の五合目のレストハウスの問題がありましたが、今日撤去を完了したということで、完了していればそれでよいのですが、これまでいろいろな経緯があって、まだ不十分な点があった場合は、10月というひとつの期限は切れていますけれども、県としては契約の問題を含めてしっかりとした対応をとるということでよろしいでしょうか。

(知事)鳴沢の恩賜林組合の方から完全に撤去されているというお話があって、それではということで、今日、県の職員がチェックに行っているわけです。
それで完全に撤去されていれば良いわけですけれども、していない場合には、まだ違うのではないかと、ここをこう撤去せよという指導をもう一回しなければならないと思います。

(記者)指導はこれまでもされてきて、なかなか難しい相手というわけですけれども、契約問題ということに関してはどのようにお考えですか。今日また大きな局面を迎えているということですが。

(知事)違法箇所については、完全に撤去されていなければ問題にならないわけでありまして、これはもう当然の前提であります。
完全に撤去された場合には、過去、何回かの違反があったわけですけれども、長年あそこで営業が行われ、営業そのものについては、別段問題なく行われてきたわけでありますし、かなりの設備投資も行われましたし、それから自然公園法上も、あれは宿舎としての事業許可というのもが、環境省の許可が行われているわけでありますが、環境省もその事業許可を取り消すというようなことは考えていないようでありますし、完全に違法箇所がキチッと撤去されるのであれば、契約の更新をするのが適当だというように私は思っています。

(記者)今日(調査した結果)また問題があった場合、撤去されているといっても意見の相違で(県側で)違うのではないかとなった場合についてですが。

(知事)それは、厳しく、完全に撤去するように指導するというしかありません。それで「わかりました撤去します」ということで、キチッと撤去するのであればそれはそれでいいでしょうけれども、言を左右にして撤去しないということであれば、これはまた別の対応を考えなければならないと思います。

(記者)期限というのは、10月までということですが。

(知事)確かに10月が期限だったのですが、(今)いつまでという期限を持っているわけではないのですが、もう期限を途過しておりますから、これはなるべく早く対応を、合法的な状態にさせなければならないと思います。

●「光のピュシスについて」

(記者)光のピュシスが終わるのではないかと言われておりますが、少しずつ認知度も上がっているイベントでもあるのですけれども、県が新たにまた支援を行うとか、イベント継続に向けての協力を何かしら行うといったお考えはありますか。

(知事)今のところ今年限りということで、この冬限りということで、来年も同じような支援を行うということは考えておりません。
確かに良いイベントだと思っておりますけれども、こういうものは最初の頃の立ち上がりの段階で県として支援するということは必要だと思いますけれども、ずっといつまでも支援が続くというのはどうかなと。ある段階がきたら、民間の皆さんの力でやれるものならやってもらいたい、またそれが原則だろうと思いますから、今のところ来冬についても支援するということは考えておりません。
しかし、また別途、装いを新たにして観光振興その他に大変有益な新しいアイデアでもあれば、それはそれで別のものとして、県が支援する必要があるものであれば支援したいと思っております。

(以上)

リリース日:2007年11月14日

添付ファイル

知事政策局広聴広報課

甲府市丸の内1-6-1本館2F
TEL:055(223)1336
FAX:055(223)1525

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