ページID:18299更新日:2019年2月1日

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知事記者会見(平成19年7月10日)

詳細内容

平成19年7月10日知事記者会見の様子(JPG:25KB)知事定例記者会見
平成19年7月10日(火曜日)11時30分~
本館2階特別会議室


●発表事項
・なし
●質疑応答
・「参議院議員選挙について」
・「昭和町大型ショッピングセンター問題について」
・「中部横断自動車道にかかる県負担軽減について」


<発表事項>
なし

<質疑応答>
●「参議院議員選挙について」

(記者)明後日12日に参議院議員選挙が公示されるわけですが、公示日の知事のご予定を教えてください。

(知事)12日は全国知事会議がありまして、熊本県に行っておりますので山梨にはおりません。

(記者)各陣営では、知事の支持又は支援を求める声もありますが、12日の公示日はどのような対応をとられる予定でしょうか。

(知事)特に今のところ何も考えていないのですが。電報とか、メッセージとかを求められれば、今までの慣例に従って、頑張ってくださいというものは、求められればお出しをするということだと思います。

(記者)これまで知事は、一党一派に偏しないということをおっしゃられてきたわけですが、この参議院議員選挙についても、改めてその姿勢を貫いていくということでよろしいのでしょうか。

(知事)そういうことです。

(記者)これまで、例えば自民党とか民主党から出陣式への参加依頼というのは、いただいていないのでしょうか。

(知事)参加依頼が来ているかどうか聞いておりませんが。仮に私の事務所にそういう話があっても、熊本県に行っていますから無理ですということは言いますから同じことなのですが。来ているかどうかまでは承知をしていません。

(記者)当初は、7月5日公示ということで予定されていて、会期延長があって1週間延長されて(公示日が)12日になったのですが、1週間日程が延びて全国知事会議と重なったということで、ある意味ほっとされている気持ちはお有りでしょうか。

(知事)ほっともしていないし、あまりそういうことは考えていないのですけどね。

(記者)政局がらみということで、赤城農水大臣の事務所費の問題が出てきているのですが、政治と金をめぐる問題が、参議院議員選挙を前に改めて大きな話題になってきておりまして、事務所費問題について、これまでの経緯を含めてご覧になっていて、どういうふうに受け止めていらっしゃいますか。

(知事)赤城さんという方は、私も個人的によく知っておりまして、非常にまじめな政策肌の立派な、農水大臣としてふさわしい、しかもお祖父さん、赤城宗徳さんも農林族でしたから、ずっと農業関係を一生懸命やってこられて、農林水産大臣として相応しい方だと思っていますが、この政治資金収支報告書についていろんな問題が出ているということは、本人としてはやはり、きちっと対応すべきものであったと思います。
私の国会議員の経験からしても、政治資金収支報告書というのを、国会議員さんはアバウトで日々仕事が忙しいものですから、軽視をしてだいたい秘書任せにしたり、長年やってきた経理のやり方をそのまま踏襲したりしている人が多いのですね。本人自身が中をあまりよく見てないとか、通常やらない場合が多いのです。しかし、政治資金収支報告書というのは、開かれた政治というか、そういうものを実現していくために、国民の前に政治家の日常活動の実態を明らかにするものですから、やはりきちっと正しいものを公表すべきであって、いい加減なことは許されないと私は思います。

●「昭和町大型ショッピングセンター問題について」

(記者)昭和のSC問題ですが、その後何か先方との話し合い、知事ご本人ではなく、県との話し合いとか何か進展はありましたでしょうか。

(知事)土木部が具体的な話し合いをしているかどうかまで聞いておりませんが、ご案内のように県として、今考えられている4万8千平方メートルという売り場面積の県下最大のショッピングセンターということでは、都市計画上問題があると。従って再検討してもらいたいということを、県として要請をしました。それに対して昭和町長から回答があって、県のその指摘についていくつか疑念を呈するということと同時に、4万8千平方メートルを4万1千平方メートルにしますという回答がありました。
しかし、県としては4万1千平方メートルでは、これは問題を解決したことにはならない。依然として都市計画上問題があると考えておりますから、その辺のところを再度検討するように要請をしたいと思っております。その時期はそう遠くない先でありますけれども、今いつやるかについてはまだ決まってはおりませんが、近い将来、再度要請をしたいと考えております。

(記者)先方と具体的な数字をめぐって話をするというのは、要請をしてから後ということになるのでしょうか。

(知事)そうですね。そういうことでしょうね。

(記者)その要請の中には、県として例えばこのぐらいの是正にしてほしいという数値は盛り込む予定はあるのでしょうか。それと近い将来というのは、月内とか、来月以降とか目安はどのくらいなのでしょうか。

(知事)今月中にできればやりたいと思っています。確かに面積について県はどれくらいと考えているかとか、具体の数字を示せというご意見もあるのですが、率直に言って、迷っているといったらおかしいのですが、あまり、どっと出してしまって、それでもう蛇が棒を呑んだように動かないというのもまた、彼らは彼らの事情もあるでしょうから。そこはある程度の話し合いがあって決めていくべきことでしょうから、あまりどっと数字を出してしまって、それでもう一切動かないというようなことになるのもどうかという気もしますし、迷っているところです。

●「中部横断自動車道にかかる県負担軽減について」

(記者)昨日、中部横断道の関係で、総務省で全国財政課長会議が開催されたということですが、その後(7月5日記者会見後)の経緯について、知事に見通しも含めて報告があったなら教えていただきたいのですが。

(知事)財政課長から報告がありまして、昨日全国財政課長会議があり、総務省の担当官からこの問題について言及があって、言い方としては、従来、高速道路の新直轄方式の地元負担については、基準としてその県の新直轄区間(延長)のその県の全道路(延長)に対する割合が、全国平均の2倍以上であるというような県を対象として、交付税措置をとってきたと、それが今までのやり方でした。
それで広島、山形が(対象と)なったわけですが、しかしながら新直轄区間がその後増えてきて、しかもそれが地域的に偏在をしているものだから、その地方負担に格差が生じている。そしてその格差を是正してもらいたいといういくつかの県からの要請もあるので、この際地方負担についての交付税措置の扱いを見直すこととした、という説明があったと聞いております。
これからですが、後は数字の具体的な詰めですから、総務省で平成19年度(普通)交付税の決定をしていく中で、各都道府県別に交付税を決めていきますから、数字を詰めまして、公表は交付税大綱が閣議決定される日が、今のところの予定では7月31日、場合によっては変わるかもしれませんが、7月31日に閣議決定という予定でありますので、その日に具体的なやり方と本県の数字が公表されることになると考えております。

(記者)そうしますと、全道路延長と新直轄区間との割合ということではなくて、ただ単に嵩上げであるとか、そういう措置で今後山梨県の負担が軽減されるという理解でよろしいのでしょうか。

(知事)全道路に占める新直轄区間の延長の割合の全国平均に対する比率が、2倍以上の県についてそういう特別な措置を今まではとってきた。しかしそれでは地域間の格差があるので、2倍以上ということではなく、多分、もっとそれよりも低い県についても対応をしていくと、交付税措置をとっていくということだろうと思います。

(以上)

リリース日:2007年7月11日

知事政策局広聴広報課

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FAX:055(223)1525

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