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ページID:16650更新日:2019年2月1日
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(JPG:34KB)知事定例記者会見
平成18年12月19日(火曜日)11時30分から
本館2階特別会議室
<発表事項>
なし
<質疑応答>
○「入札制度改革について」
(記者)昨日の全国知事会で、入札制度の改革について指針がまとまったようですが、それについて感想をお聞かせください。
(知事)一応、方向性というのは示されましたが、既に本県においては、1億円以上は全て一般競争入札でやっております。そして3千万円から1億円のところについては、大体30パーセントぐらい実施しております。それに今回、1千万円以上(の工事まで)、というようなところもございますので、これらについては検討をして参りたいと思っております。
知事会の方では6点ばかり掲げておりますね。これらについては、県では当然、来年度以降も一般競争入札の拡大も検討しておりますし、1千万円以上の工事への拡大と指名競争入札の原則廃止ということに向けて努力したいと思っております。
(記者)これによって談合を防ぐという目的ですが、それについていかがですか。
(知事)一般競争入札になれば誰でも応札できるわけですから、そういう意味では、談合防止には十分効力を発揮していくと思います。
○「天下りについて」
(記者)知事会の指針の関連なのですが、指針の一つで地方公務員のいわゆる天下りについて何らかの規制が必要ではないかということで国に法改正を働きかけていくような内容があると思うのですが、ほとんどの自治体はそういうものは今のところ無いと思うのですが、これについてどういうお考えをお持ちでしょうか。
(知事)そうですね、やはり取引業者と言われるところへの天下りというのは、好ましいことではないと思いますね。これは十分検討していく必要があると思います。
○「ノロウイルスについて」
(記者)山梨をはじめノロウイルスが全国で猛威を振るっておりますが、県独自の対応について何かお考えはありますでしょうか。
(知事)当面、各施設等では、厳重なチェック体制を敷いておりますが、消毒をしっかりやるということだと思います。施設関係また学校関係とも、この点には細心の注意を払ってやるようにということで対応をしています。
○「天下りについて」
(記者)天下りの関連なのですが、取引業者ではなくて、県の関係団体には結構OBの方が行かれているかと思うのですが、この辺について、以前は安い賃金でノウハウを活かせるという趣旨もあったかと思いますが、お考えは変わりはないですか。
(知事)これは、ある程度は経験を有する人が求められるわけですので、外郭団体は当然行政との関わりも深い団体であり、一定の経験を有する人たちがそこにいるということは、事務事業のスムーズな運営に役立つということですので、全面廃止というわけにはいかないと思います。
○「知事選について」
(記者)知事選の投開票まであとだいたい1ヵ月なんですけど、議会も終わりまして、今、どのような心境でしょうか。
(知事)まだ、公務が仕事納めの28日までありますし、私個人が選挙活動に制約もあるもので、やきもきはしていますが、その分、支持者の皆様方が頑張ってくださっておりますので、なんとかそうした人達の期待に応えるように、私自も時間の合間をみて努力しているところです。
特に、年が明ければ告示ということになりますので、告示以降は今までの何十倍も頑張らなければいけないと思っています。
(記者)これまでのところ、県民の声とか感触はいかがでしょうか。
(知事)それぞれ、皆さん、大変暖かい声援を送ってくださっています。そういう点では大変勇気づけられる毎日です。それに甘んずるところなく、なお一層努力していかないといけないと思っています。
(記者)他の立候補予定者の政策はご覧になりましたか。
(知事)パラパラと見ました。
(記者)どのような感想がありますか。
(知事)それぞれ皆さん、思いを述べているのではないかと思います。それに負けないような政策を発表させていただいたと思いますが、やはり政策も時代背景というものを直視した中での政策でないと、空論に終わってしまうところもあると思います。
だから、その時代というものをはっきり見て、組み立てていく、それが私は大切だと思います。むやみに大風呂敷を広げても、できなければ何もならないわけですから、しっかり対応できる政策を掲げさせていただいたと思っています。
(記者)その大風呂敷と感じた政策というのは、もし具体的にあれば教えていただきたいのですが。
(知事)よそ様のことは分かりません。自分自身のことです。
○「この1年を振り返って」
(記者)この1年を振り返って、何かコメントをいただけますか。
(知事)道州制に向けての準備段階だったということでしょうか。それはどういうことかと言うと、リニアの問題、これは実用化に向けてスタートしたと言って良いのではないかと思いますし、中部横断道の建設が決定したということは、これはこれからの連携の時代、国土形成計画にも謳われていますが、連携の時代へのスタートということですね。そのスタート台に立ったと言っても良いのではないかと思います。そういう意味で、道州制の準備のための1年であったという感じがしています。
(記者)その準備はしっかりできたということですか。
(知事)そうですね、中部横断道にしても、リニアにしても、あるいは文化振興という意味における拠点施設整備も、これはまだ入札は終わっていませんが、一応そこまで漕ぎ着けたということは、一定の準備は進めてくることができたという思いです。
○「知事選について」
(記者)おととい、横内先生の総決起大会がありまして、そこに富士河口湖町の小佐野町長が出席されたと思いますが、そのことについてどうお考えですか。
(知事)想定内かな。以前からそういう雰囲気はありましたね。でもやはり、長として、今まで要請にも推薦にも来られた方なので、どういうことなのかなという感じはします。
ただ残念なことは、4年間全然日が当たらなかったと発言されたようですけど、それだったら私というよりも、行政に携わっている県の職員としても懸命に努力してやったことはたくさんあると思います。ましてや助役まで派遣しているんですから。そういうことを考えると、個人的な考え方に基づくのではないかなと思っています。組織としての考え方ではないと思っています。
以上
リリース日:2006年12月19日
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