ページID:15409更新日:2019年2月1日

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知事記者会見(平成18年4月11日)

詳細内容

平成18年4月11日記者会見の様子(JPG:20KB) 知事定例記者会見
平成18年4月11日(火) 11:30から
本館2階特別会議室

<発表事項>
なし

<質疑応答>
○「知事就任4年目について」

(記者)この4月1日から知事が一期目の最終年度に入られましたが、最終年度に対する意気込みと特に解決したい重要課題についてお聞かせください。

(知事)これは、以前にもお話ししてありますので、重なるような話になると思います。
 18年度の重要施策への対応は、しっかりとやらなければならないし、また17年度中の進行管理事業の継続分については、担当する各部がしっかり対応していくことになっています。
 前にも申し上げたのですが、米倉山の問題はちょっと難しい問題でありまして、甲府市とも協力していきながら、何らかの方法を見いだしたていければと思っているところです。

○「明野廃棄物最終処分場について」

(記者)課題の中の大きなひとつとして、明野廃棄物最終処分場問題があるのですが、来週又は再来週に現地事務所をつくるというような話がありますが、処分場問題について、一期目の最終年度中に解決を図りたいというお考えはありますか。

(知事)明野廃棄物最終処分場については、既に事業を進めていく方向です。現地事務所も環境整備事業団が事務所を設置していくことになっています。
 地元との調整や市との連携などを事務所を設置して、しっかりとやっていくことになっています。

○「公共工事の粗雑工事について」

(記者)また、下部の治山ダムで粗雑工事が明らかになりました。議会でもかなり業者のモラルについて発言されていたのですが、また粗雑工事が起きてしまったことに対しどのような認識でいられるのでしょうか。また、今後どのように対応して行かれるのでしょうか。

(知事)これについては、施工会社にしっかりとしたモラルを持って事業をやっていただくことと同時に、検査などについてもしっかりと対応しなければならないと思っています。
 その辺のことについては、担当部で検査業務を充実させ、施工会社を指導していくという方向で進めていきます。

○「地域振興局の廃止について」

(記者)地域振興局が廃止になり、地域県民センターができて10日あまりが経過したわけなのですが、これまでの出先機関の業務(状況)をご覧になって、知事が掲げるスリム化と効率化がうまく進んでいるという印象をお持ちでしょうか。

(知事)出先の事業系以外(事業系組織以外の組織)については統合し、本庁の方で指導しながら業務を行っていくという(体制が整った)ことで、ある程度スリム化の効果はあったと思います。
 出先の事業系の組織の一部については、まだ以前の振興局単位ぐらいの組織が残っているということであります。
 これは現場との関わりがあって、ある程度やむを得ないことなのですが、この辺についても、これから事業量等を勘案する中で考えていく必要もあるのかなと思っております。

○「特別職の退職金の廃止について」

(記者)宮城県では特別職の退職金の廃止を決めていますが、山梨県では知事及び他の特別職について、どうお考えなのでしょうか。

(知事)全く考えていません。

(記者)退職金の廃止自体にはどのようなお考えなのでしょうか。

(知事)それはその人の考えですから、私が言及することではないと思います。

○「中部横断自動車道について」

(記者)中部横断自動車道について、23億円の予算が付いたことと同時に、中日本高速道路株式会社との協定を結ぶなど積極的な動きが目立つのですが、知事ご自身としては、中日本高速道路株式会社との提携をどのようなかたちで具体化していこうとお考えなのでしょうか。

(知事)これは、私も非常に期待をしているのですが、パーキングエリア、サービスエリア等において、その地域の物産を販売できるということを聞いております。
 それともうひとつは、災害時の緊急的な道路として活用できるということも聞いておりまして、具体的なことはこれから詰めていくわけですが、いずれにしても利用しやすくなっていくのではないかと思います。
 ただ走るだけではではなく、観光の振興とかあるいは災害の緊急避難路というようなことで幅広く利用されることになると考えています。

○「知事選について」

(記者)知事選まで残り9ヵ月となりましたが、いかがでしょうか。

(知事)まだ、9ヵ月もある。そんな心境です。

○「中央市市長選について」

(記者)先日の中央市の市長選挙についてですが、合併を推進してきた旧町長が破れるという結果でしたが、ご感想を伺いたいのですが。

(知事)合併という問題については、継続していくことですから、何ら問題はないと思っています。これは選挙民が選択をしたということですから、尊重していかなくてはならないことです。

(記者)どういう有権者の判断でこういう選挙結果となったとお感じですか。

(知事)それは選挙民が判断されたということです。

○「自民党県連人事について」

(記者)混乱していた自民党県連の会長問題が一応の道筋がつきましたが、そのことついてどうお考えですか。

(知事)党員でもありませんから、多く申し上げるわけにはいきませんが、できるだけ早く、人事の問題はスッキリしないと組織が回っていかない。これは政治的な問題であると同時に、行政の立場からすると県議会というものがありますので、県議会の運営に支障をきたすことがあってはならないわけですから、できるだけ早く解決されることが望ましいと思います。
 今、一定の方向が示されたということは、前進したということで評価すべきであります。

○「民主党代表選後の中央政局の動きについて」

(記者)民主党もメール問題でゴタゴタした後、小沢一郎さんが代表になったということで、自民党の一部は巻き返しを警戒しているということですが、この中央政局の最近の動きについて、政治家としてどのようにご覧になっていますか。

(知事)メール問題に端を発して、民主党の国会議員の皆様はそういう方向を選択し、新しい代表を選んだということですので、代表を中心に党運営がなされると思います。
 代表が替わったということは、民主党の問題だと思いますが、私どもの立場からすると、もちろん今の自由民主党もそうですが、地方というものを大切にしてくれる国の政治をしていただくように、また、2大政党を中心に是非、国を挙げて、中央と地方の格差が広がらないようにして欲しいと、この点はお願いしたいと思います。

○「ミネラルウォーターに関する税について」

(記者)ミネラルウォーター税についてですが、今年度も引き続いて検討されると思いますが、一定の方向性が示され、導入すべきではないという判断が「ミネラルウォーターに関する税検討会」で出された場合、どのような対応を考えていますか。

(知事)まだ、そこまで行っていません。なかなか忙しい委員の皆様方ですから委員会が開催できないでいるわけです。課税すべきだという意見と、いや違うという意見の両方があると聞いています。やはり、もう少し深く掘り下げていって頂く方がいいと思います。
 簡単に結論を出せるような問題でもないと思います。他の税目との関係とか地下資源の活用のあり方とか、深く掘り下げて検討すべき問題があります。
 したがって、結論がなかなか出せないということです。これを課税する、課税しないによって他の税目への影響というものもあると思いますので、この点についての整理をもっとしていかなくてはならないと感じています。なかなか難しい問題だと思います。

(記者)そうすると、結論はそんなに急がないという事ですか。

(知事)そういうことです。

(記者)今の話ですが、あとどのくらい時間を与えようとお考えでしょうか。

(知事)時間を区切れば結論が出るというものでもないと思います。しっかり対応して、あらゆる角度から検討すべき問題だと思います。

(記者)例えば、あと半年くらいですか。

(知事)いや、そういう時間の問題ではないということです。結論が出れば明日でもいいのですが、なかなかそういうものでもないということです。

(以上)

リリース日:2006年4月12日

知事政策局広聴広報課

甲府市丸の内1-6-1 本館2F
TEL:055(223)1336
FAX:055(223)1525

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