更新日:2020年10月13日

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おうちde土器のものがたり4「物語の生成」

県立考古博物館では、秋季企画展「縄文土器のものがたり」をご自宅でもお楽しみいただけるよう、「おうちde土器のものがたり」と題して、展示の内容をご紹介してまいります。第4回のテーマは「物語の生成」です。

画像:上の平遺跡出土・深鉢形土器
上の平遺跡出土・深鉢形土器
画像を拡大(JPG:5,007KB)

の写真は4つの方向から撮影した土器を並べたものです。上の蛇行モチーフは左から右、下の楕円形モチーフは右から左に拡大します。おそらく生き物が成長する様子を描いたものと考えられます。

画像:上の平遺跡出土・深鉢形土器(拡大)
上の平遺跡出土・深鉢形土器(区画4の部分)
画像を拡大(JPG:2,020KB)

下段の最も大きくなる区画4(上写真)でモチーフは不定形になります。これは楕円形のモチーフが拡大していき、別の形に変化した場面と捉えられます。上と下を連続し、上は縄文時代の文様としてよく観察されるヘビと仮定すると、下は卵が大きくなってヘビが生まれ、上は卵から孵ったヘビが成長する様子と解釈できます。

ではなぜ、土器にヘビが成長する姿を描いたのでしょうか。狩猟採集民の神話には、ヒトだけではなく動物が活躍します。もしかしたら、この土器に描かれたヘビは縄文時代の神話・物語へ登場したのもしれません。

お問合せ

県立考古博物館・学芸課

電話:055-266-3881
FAX:055-266-3882

受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌平日)

このページに関するお問い合わせ先

山梨県観光文化部考古博物館 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3881   ファクス番号:055(266)3882

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