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ページID:94748更新日:2020年5月8日

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おうちde考古博物館
第2回「大師東丹保遺跡出土・人形」

県立考古博物館では緊急事態宣言に伴う外出自粛の中、皆さまがご自宅でも当館の資料をご覧いただけるよう、特に吉祥や疫病対策に関する考古資料にスポットを当てて紹介してまいります。

今回ご紹介する資料は、南アルプス市の大師東丹保(だいしひがしたんぼ)遺跡から出土した「人形(ひとがた)」です。

画像:大師東丹保遺跡出土・人形
大師東丹保遺跡出土・人形(長さ19cm)

画像:大師東丹保遺跡出土・人形(アップ)
顔部分のアップ

こちらは大師東丹保遺跡から出土した鎌倉時代の人形です。烏帽子(えぼし)をかぶった侍(さむらい)をかたどった横向きのシルエットで、顔の細かい表現はありません。

中世になると、人々の生活の中に「まじない」はさらに浸透していきました。「まじない」を職業とする人もいました。

疫病や災害は、いつの時代も人々を苦しめてきましたが、人々はこれらと闘い、乗り越えてきました。長い歴史の中で、人々は疫病や災害をどうとらえ、いかに向き合ってきたのか、出土品は当時の様子を伝えています。

お問い合わせ

県立考古博物館・学芸課

電話:055-266-3881
FAX:055-266-3882

受付時間:午前8時30分~午後5時
臨時休館中の休業日:土曜日、日曜日

このページに関するお問い合わせ先

山梨県観光文化・スポーツ部考古博物館 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3881   ファクス番号:055(266)3882

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