ページID:119092更新日:2025年1月26日

ここから本文です。

令和6年12月定例会(総括)

12月定例会の概要

 県議会は、令和6年12月定例会を12月3日から18日までの16日間の日程で開催しました。

 開会日には、長崎幸太郎知事が令和6年度一般会計補正予算案などを提出しました。

 提案理由説明で知事は、富士山における交通システムについて「県民の鉄軌道に対する懸念を受け止め、新たにゴムタイヤで走行するモビリティ『富士トラム』という革新的な交通システムを提案し、これへの転換を図るとともに、リニア中央新幹線開通時には富士山とリニア新駅を結び、新駅をもう一つの『富士山の玄関口』とすることでリニアの停車本数の増加を目指す」との考えを示しました。

 公立小学校で4年生までに導入している25人学級については「来年度から5年生まで、令和8年度には全学年に導入することとし、子供たちが、きめ細やかな教育を受け、自らの可能性を開き、将来に羽ばたくことができる教育環境を、持続可能なものとして確立できるよう、引き続き尽力していく」と述べました。

 また、開会日の本会議では、9月定例会で設置した決算特別委員会の審査結果の報告を受けた後、令和5年度一般会計及び各特別会計歳入歳出決算並びに公営企業会計決算について賛成多数で認定しました。

 知事の説明を受けて12月6日、9日、10日、11日の4日間、代表質問4名、一般質問6名の議員が登壇し、富士山における新交通システムやJR中央線の定時性確保などの補正予算案等及び少人数教育の推進など県政全般にわたる諸課題について質疑・質問し、活発な議論を交わしました。

 12月12日には、教育厚生、土木森林環境委員会、13日には総務、農政産業観光委員会を開催し、付託案件や所管事項の審査を行いました。

 定例会最終日の12月18日の本会議には、総額84億2068万2千円の令和6年度一般会計補正予算に加え、議員提出による「『持続可能な学校の実現を目指す』実効性ある学校の働き方改革、長時間労働是正を求める意見書」など25案件を可決して閉会しました。

 卯月政人議長は、閉会のあいさつの中で、「本年を振り返ると、能登半島地震、記録的豪雨など自然災害への備えの重要性を再認識した1年であった。今後とも、県議会として、県政の重要課題に向き合い、県民の負託に応えられるよう、なお一層尽力していきたい」と決意を述べました。

このページに関するお問い合わせ先

山梨県県議会事務局 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1812   ファクス番号:055(223)1817

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop