令和4年12月定例会（総括）

12月定例会の概要

県議会は、令和4年12月定例会を12月1日から16日までの16日間の日程で開催しました。

12月1日の開会日に、長崎幸太郎知事は総額73億2,810万円の令和4年度一般会計補正予算案を提出しました。

知事は提案理由説明で、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行対策について「診療能力を可能な限り拡充するために最大限努力する」とした上で、重症化リスクの低い人は検査キットによるセルフ検査をするなどの協力を県民に呼び掛ける考えを示しました。

また、原油価格と物価の高騰対策については「中長期的に効果が続く対策を今のうちに講じ、体質強化を図るべきと考える。こうした基本理念のもと、一般の家庭や事業者への支援策を予算に計上した」と述べました。

12月1日の本会議では、令和3年度一般会計及び各特別会計決算を賛成多数で認定しました。

また、低所得世帯への緊急生活支援金や新型コロナ対策などが盛り込まれた令和4年度一般会計補正予算案を可決しました。

知事の説明を受けて、12月6日、7日、8日、9日の4日間、代表・一般質問を行いました。

12月12日には教育厚生、土木森林環境委員会、13日には総務、農政産業観光委員会を開催し、付託案件や所管事項の審査を行いました。

定例会最終日の12月16日の本会議では、追加提出された総額347億8,851万7千円の令和4年度一般会計補正予算案や、台湾のＣＰＴＰＰ（環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定）への加盟に向けた積極的な支援を求める意見書など50案件を可決、承認しました。