ページID:2686更新日:2023年3月30日

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アッサムニオイザクラ

昭和50年頃、日本各地で栽培が行われるようになり、山梨県においても富士吉田市をはじめ、各地で栽培が試みられました。

しかし、夏の暑さに弱い上に、ある程度の大きさにならないと開花しないなど栽培には高い技術が必要であり、開花期に葉が黄化して落葉しやすいなどの課題がありました。

このため、花の美しさと特徴的な芳香は好評を得ていたにもかかわらず、栽培地域は減少の一途をたどり、山梨県内では富士北麓を除き栽培はほとんど無くなっています。

山梨県総合農業試験場岳麓分場(現:総合農業技術センター高冷地野菜・花き振興センター岳麓試験地)では、栽培技術の確立に取り組み、昭和57年には植物ホルモンの利用による開花数の増加や、草姿の改善を図った画期的な栽培技術が確立されています。

さらに昭和60年にはシェードによる開花時期の促進に成功し、市場で高い評価を得て現在に至っています。

 

 

アッサムニオイザクラの花

 

アッサムニオイザクラの栽培風景

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