平成12年 山梨県産業連関表

(参考1) 産業連関表の構造と見方

 産業連関表とは、一定の期間(通常1年間)に、一定の地域(例えば山梨県)で行われた生産物(財貨・サービス)についての産業相互間の取引、産業と消費者間などの取引を、網の目の形(行と列)で示した表である。


1 産業連関表の構造
 

産業連関表は次のような構造になっている。


2 表の見方
(1)列(縦)方向:投入方向
 
列方向は、ある部門が他の部門からどれだけの原材料を購入し、どれだけの粗付加価値を付加して商品(「財・サービス」をいう。以下同じ。)を生産したかが表されている。表中の第1次産業(買い手)に即して示せば次のとおりである。


(2)行(横)方向:産出方向
 
行方向は、ある部門が生産した商品をどの部門にどれだけ販売したかが表されている。最終需要では、消費、投資及び県(国)外への移輸出に支出される。最後に、県(国)外から購入した移輸入が控除される。表中の第1次産業(売り手)に即して示せば次のとおりである。

(3)行と列の関係
 県内で生産されたものは必ず何らかの形で需要されるので、各列の合計とそれに対応する各行の合計は等しくなる。
全体のバランス式
列(縦)方向の計 = 行(横)方向の計 = 県内生産額
    117(十億円)= 117(十億円)



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