平成18年平均甲府市消費者物価指数の動向 (平成17年基準)
消費者物価指数の概要
- 指数の性格
甲府市の消費者物価指数は、甲府市の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するものである。すなわち、消費者物価指数は、家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用が物価の変動によってどう変化するかを指数値で示したものである。したがって、世帯が購入する財とサービスの種類、品質及び購入数量の変化を伴った生計費の変化を測定するものではない。
- 指数の対象範囲
消費者物価指数は、世帯の消費生活に及ぼす物価の変動を測定するものであるから、家計の消費支出を対象としている。(ただし、信仰・祭祀費、寄付金、贈与金、他の負担費及び仕送り金は、対象から除外している。)したがって、直接税や社会保険料などの非消費支出や、有価証券の購入、土地・住宅の購入などの実支出以外の支出は指数の対象に含まれていない。なお、持家の住宅費用については、「帰属家賃方式」により指数に組み入れている。
- 指数品目
指数計算に採用する品目は、世帯が購入する多数の財及びサービス全体の物価変動を代表できるように、家計の消費支出の中で重要度が高いこと、価格変動の面で代表性があること、さらに、継続調査が可能であること等の観点から選定した580品目に持家の帰属家賃4品目を加えた584品目である。
- 価格
指数計算に採用する品目の価格は、原則として小売物価統計調査(指定統計第35号)によって得られた甲府市の品目別小売価格(実際に販売されている平常の小売価格)である。この小売価格は、毎月の中旬(12日を含む週の水、木、金のいずれか1日)の値であるが、生鮮食品(生鮮魚介、生鮮野菜及び生鮮果物をいう。以下同じ。)及び切り花については、上旬(5日を含む週の水、木、金のいずれか1日)、中旬、下旬(22日を含む週の水、木、金のいずれか1日)の各調査日を含む前3日間の中値を単純平均したものである。
- 変化率
前月比、前年同月比、前年比などの変化率の計算式は、次のとおりである。
変化率(%)=(当期の指数-前期の指数)/前期の指数×100=(当期の指数/前期の指数-1)×100
- 寄与度
寄与度は、各項目の指数の変動が、総合指数の変化率のうち何ポイント寄与したかを示したものであり、各項目の寄与度を合計すると、総合指数の変化率に一致する。
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