消費者物価地域差指数 (平成17年平均)

平成17年平均消費者物価地域差指数の概況


  1. 地方別の状況(全国平均=100)
     持家の帰属家賃を除く総合指数は、関東が102.9と最も高く、北海道が102.6、近畿が101.4となっている。
     一方、沖縄が95.2と最も低く、四国が96.7九州が96.8、となっている。
    地方別消費者物価地域差指数グラフ
  2. 都市階級別の状況(全国平均=100)
    1. 都市階級別
       持家の帰属家賃を除く総合指数は、大都市が104.7で最も高く、中都市が100.0、小都市Aが   98.5、小都市B及び町村が96.7となり、小都市B及び町村の指数は大都市に比べ7.6%低くなっている。
    2. 10年間の推移
       大都市と比べた町村の格差を10年間でみると、平成8年から平成11年までは9%前後であったが、平成10年以降、格差が縮小傾向となり、平成13年から平成15年までは6%台を推移した。しかし、平成15年以降3年連続して格差が拡大し、平成17年は7.6%となった。

      消費者物価地域差指数の推移
      都市階級
      持家の帰属家賃を除く総合
      平成 8年
      9年
      10年
      11年
      12年
      13年
      14年
      15年
      16年
      17年
      大都市
      105.2
      105.4
      105.3
      105.2
      104.7
      104.6
      104.5
      104.8
      104.7
      104.7
      中都市
      99.5
      99.3
      99.4
      99.5
      100.2
      100.1
      100.0
      100.1
      100.1
      100.0
      小都市A
      98.0
      97.9
      97.7
      97.7
      98.4
      98.4
      98.4
      98.3
      98.5
      98.5
      小都市B
      95.7
      95.7
      96.3
      96.5
      97.1
      97.0
      97.1
      97.1
      97.3
      96.7
      町村
      95.8
      95.8
      96.1
      96.3
      97.4
      97.6
      97.5
      97.6
      97.1
      96.7
      大都市と比べた町村の格差(%)
      8.9
      9.1
      8.7
      8.5
      7.0
      6.7
      6.7
      6.9
      7.3
      7.6
      (注1) 都市階級は次の区分となっている。
      大 都 市 : 政令指定市(静岡市を除く)及び東京都区部
      中 都 市 : 人口15万以上100万未満の市及び静岡市
      小都市A : 人口5万以上15万未満の市
      小都市B : 人口5万未満の市
      町   村 : 町及び村
      (注2) 大都市と比べた町村の格差
                 (大都市指数−町村指数)/大都市指数×100(%)

  3. 都道府県庁所在市別の状況(全国平均=100)
      
    1. 持家の帰属家賃を除く総合指数
       甲府市は101.7で第20位(前年102.2で17位)となり、最も高い東京都区部に比べ8.3%低くなっている。
       東京都区部が110.9と最も高く、次いで横浜市が110.1、大阪市が107.0、京都市が105.6、さいたま市が104.8と続いており、全国平均を上回った都市は47都道府県中32都道府県である。
        一方、最も低いのは、那覇市の96.2で、次いで宮崎市が96.6、秋田市及び松山市が98.4、前橋市、徳島市及び高松市が98.8、佐賀市が98.9の順に続いている。
    2. 食料指数
       甲府市は100.6で第28位(前年101.3で22位)となり、最も高い東京都区部に比べ7.0%低くなっている。
       東京都区部が108.2と最も高く、次いで横浜市が107.3、京都市が106.8、岡山市が106.5、大阪市が105.7、と続いており、全国平均を上回った都市は31都道府県である。
       一方、最も低いのは、高松市の96.0で、次いで秋田市が96.2、水戸市が97.5、長野市及び仙台市が97.7、岐阜市が98.3の順に続いている。


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