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更新日:2023年3月17日
「 山梨ジュエリーのきらめき 」
会 期:2023年3月18日(土)-2023年6月19日(月)
休館日:火曜日(※ただし 3月21日、5月2日は開館)、3月22日
展示室:企画展示室A・企画展示室B(企画展示室Bは4月17日まで)
山梨ジュエリーミュージアムは2023年9月に開館10周年を迎えます。
当館は山梨の地場産業であるジュエリーを、支える人と巧みな技術力とともに広く知っていただける施設として、山梨ジュエリーを取り巻く歴史や取り組みも含めてご紹介しています。
山梨ではかつて県北部の金峰山一帯から上質な水晶が採掘され、江戸時代後期に京都から水晶研磨の技術が伝わったことから水晶研磨技術が発達し、明治中期には貴金属工芸(錺(かざ)り)と結びついて市場性の高い製品を生み出してきました。ジュエリー産地としてたゆまぬ前進を続け、現代においても日本有数のシェアを誇ります。
集積産地として原材料の調達から加工、流通販売まで様々な業種を抱える山梨の中でも、宝飾加工には特筆すべきものがあります。ジュエリー加工において、貴金属加工・宝石研磨・水晶美術彫刻の各分野は密接に関わり合い、精緻な技術で山梨ジュエリーを作りあげています。
力強くも優美なパリュール、まばゆいティアラ、石からデザインされた一点もののネックレスやリング。すべて山梨県内で制作されたジュエリーの数々です。
逸品を世に送り出し続ける一方、県も産業を取り巻く新しい人材の育成に取り組み、山梨ジュエリーミュージアムも後押しをしています。
今企画展では様々な方向から、現在の《山梨ジュエリー》を展示します。
「Super Nova (スーパーノヴァ) 」
デザイン:瀬川薫
制 作:アンブローズアンドカンパニー株式会社
「 ブドウのティアラ 」
デザイン・制作:森野渓登
(山梨県立宝石美術専門学校2021年度卒業生)
「 春風 」
デザイン:石川義雄
制 作:アトリエタカノ 高野誠
株式会社K´sファクトリー 小沢一欽
「 ❝至福の時❞ 」
デザイン:内田千奈美
制 作:
株式会社近藤宝飾/株式会社KARAT 丹澤昌二
河野水晶美術 河野道一
「 甲州貴石切子(plusthree) 」
デザイン・制作:
ジュエリークラフトフカサワ 深澤陽一
「 ティアラ 」
デザイン・制作:株式会社コダマ