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会 期:2021年3月20日(土・祝)-2021年6月21日(月)
休館日:火曜日 (祝日の場合は その翌日)
※ただし5月4日、5月5日は開館
展示室:山梨ジュエリーの今
『山梨』という言葉から思い浮かぶキーワードには何があるでしょう?雄大な自然、フルーツ、ワイン、そしてジュエリー!
かつて水晶が採掘され、京都から研磨技術が伝わり水晶研磨が発展したことから宝飾産地の礎が築かれていった山梨は、貴金属加工・宝石研磨・水晶美術彫刻といった宝飾加工技術をはじめ、ジュエリーに関する様々な企業・工房が集まっている世界的にも珍しい宝飾の集積産地です。
当館は開館以来、よりジュエリーに親しんでいただけるミュージアムとして、山梨のジュエリーの確かな技術に裏打ちされた美しさ、素晴らしさをお伝えしています。
当館の所蔵品は、豊富な宝石の知識と産地のもつ技術を知り尽くしたデザイナーによる魅力的で想像掻き立てられるデザインを、熟練の職人たちがそれぞれの得意分野を活かして制作した、表情豊かな作品群となっています。
今回の山梨ジュエリーミュージアムコレクション展では、所蔵品の中から企画展の開始時期に合わせ、冷たい風が温んで季節が移ろい、春夏の訪れを感じさせるジュエリーや、山梨の豊かな自然を象徴したジュエリーを中心に、身に着けて心が躍るような作品を展示します。
(左)《初まりはクリスタル》
デザイン:伴野裕子
制 作:クボタジュエリークラフト株式会社
ジュエリークラフトフカサワ 深澤陽一
(右)《山々に守られて…》
デザイン:伴野裕子
制 作:株式会社ダイアート三枝
ジュエリークラフトフカサワ 深澤陽一
《桃夭の風》
デザイン:関戸和代
制 作:錺工房深澤 深澤利彦
株式会社シミズ貴石 清水幸雄
《花散らしのつむじ風》
デザイン:清水司朗
制 作:工房 雅 伊藤孝
貴石彫刻オオヨリ 大寄芳朗