ここから本文です。
「山梨ジュエリーミュージアムコレクション -彩りをみつめて-」
会 期:2017年12月16日(土)-2018年2月12日(月・祝)
休館日:火曜日
展示室:企画展示
ミュージアムコレクション展では、《彩りをみつめて》と題し、館蔵品の中から、カラーストーンを効果的に用いた作品をご紹介します。
人が得る情報のうち8割以上が眼を通したものだと言われ、人が視覚情報を重視する生き物だということはよく知られています。そのうち、色彩は人に直接心地よさをもたらすものであり、太古より装飾において主要な役割を果たしてきました。もちろん人の装いについても同様です。ジュエリーにおいて色彩はもっとも重要な要素の一つであり、カラーストーンを用いることで、自分という存在に“彩り”を与えてきました。今回の展示では、ミュージアムのコレクションのうち、カラーストーンを活かしたジュエリーを選び、その魅力をご紹介します。
展示されているこれらのジュエリーは、もともとカットされていた貴石を用いずに、わざわざその作品の為にカットされた石を用いたものも多く、デザインのテーマを前面に押し出すことにこだわり成功しています。そして、それを可能にしているのは、山梨がジュエリー産業の集積地であることと、その製作技術の高さだと言えます。
デザイナーの意図によって生み出されたこれらジュエリーの“彩り”を楽しむとともに、それを身に着けることで“彩られた”自分を想像してお楽しみいただけたらと思います。
《 Tube Band Ring 》リング |
《 雪・月・花 》リング |
《 山紫水明 》イヤーラップ・ブローチ |