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「ジュエリーとデザイン、そのかたちのわけ」
会 期:2013年9月28日(土)-2014年1月13日(月・祝日)
休館日:火曜日、12月26日-1月1日
展示室:山梨ジュエリーの今
※9月28日(土)、29日(日)開館記念イベント開催
ジュエリーの誕生には、宝石の研磨・彫刻、貴金属加工の工程が欠かせません。山梨は、それら産業からジュエリーの流通まで、すべてがそろった世界でも珍しい土地です。ここでは、研磨、彫刻、貴金属加工の優れた技術が契機となったり、素材そのものにインスパイアされたり、新しいデザインの追求などを通して、様々な魅力的なジュエリーが生み出されてきました。
本展には、ジュエリーミュージアム開館のために制作された作品や、山梨にゆかりのあるジュエリー作家による作品、ジュエリーの街“山梨”から発信する産地ブランドKoo-fuコレクションの作品、そして、このKoo-fuコレクションにディレクターとして関わった深澤直人氏の作品など、約50点が展示されます。デザインや技術などジュエリーの背後にあるものを紹介することで、山梨ジュエリーの魅力に触れていただけたらと思います。
山梨大学のコレクションから《第1号大水晶》をはじめ、山梨県で産出された水晶を産出地別に展示。
また、ジュエリーで使用される鉱物の原石とルース、約50点を展示します。
《第1号大水晶》
産出地:北巨摩郡増富村小尾
山梨大学所蔵
ジュエリーミュージアム開館にあわせ、新たに制作された2点を含む深澤直人氏の作品3点と、深澤直人氏がディレクターとして関わった2008年、2009年のKoo-fuコレクションの展示。
《葡萄》
デザイン:深澤直人
制 作:貴石彫刻オオヨリ
《Passionate beating 情熱的鼓動》
デザイン・制作:深澤陽一
ミュージアムコレクションの中から、山梨にゆかりのある作家、田中治彦氏、塩島敏彦氏、村松司氏の作品を展示します。
《蜻蛉》
デザイン・制作:塩島敏彦
ミュージアムオープンのために山梨県内のデザイナーと職人がコラボを組んで制作した作品の数々。
ミュージアムコレクションの中から15点を展示します。
《福光》
デザイン:桐戸寿之
制 作:保坂貴金属株式会社
《天狗の葉団扇と紫水晶》
デザイン:関戸和代
制 作:株式会社シミズ貴石・錺工房深澤
公募で選ればれた市川治之氏、熊谷徹哉氏、青沼洋氏の作品とともに、「人とジュエリーのタイムライン」から続く、戦後~1990年代初期(バブル経済期)までのジュエリーの歴史を当時のジュエリーとともに紹介します。
《山梨県を見つめる。》
デザイン:熊谷徹哉
制 作:株式会社サンルート