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「イメージをまとう -モチーフジュエリーの魅力-」
会 期:2015年6月27日(土)-2015年10月12日(月・祝)
休館日:火曜日(ただし8月11日、9月22日は開館)
展示室:山梨ジュエリーの今、企画展示(ただし、企画展示は8月17日まで)
ジュエリーを見て、「好きだな」「身につけたいな」と思う瞬間があります。その思いは一体どこからやってくるのでしょうか。
ジュエリーには様々な魅力があります。宝石や貴金属など素材そのものの美しさ、目を惹くデザイン、卓越した加工技術、あるいは試着した時の着け心地のよさなどもあるでしょう。これらは、ジュエリー自体の純粋な価値を追求するものだと言えるでしょう。
そうしたものとは別のジュエリーの魅力にモチーフがあります。素材の良さを活かすデザインのあり方とは異なり、花、星、動物など、具体的なものを主題(=モチーフ)にしてデザインされたものがモチーフジュエリーと呼ばれています。人々がモチーフに意味を与え、それゆえにモチーフジュエリーを身につけるということ、それは“意味を身にまとう”ことでもあります。
本展示会では、モチーフがもつポジティブな雰囲気、あるいはモチーフに込められた世界観を「イメージ」という言葉に置き換え、「イメージを身にまとう」という観点から山梨で活躍するジュエリーデザイナー・宝飾作家のイマジネーション溢れるジュエリーの世界、また古くから幸福のシンボルとして伝えられてきたお馴染みのモチーフジュエリーまで、さまざまな作品をご紹介いたします。
かわいらしいモチーフのひとつひとつに込められた意味を想像しつつ、その魅力を感じていただければ幸いです。
《次元上昇》ブローチ・ペンダント
デザイン・制作:山瀬年史
《お月様のリング》リング
デザイン・制作:百瀬健
《AMULET》リング
制作:株式会社クラウン宝飾
《母さんライオンの昼寝》ペンダント
デザイン・制作:清水司朗
《happy》ブローチ・ペンダント
デザイン:アテナ宝石デザイン研究所
制 作:株式会社スズキ工芸
《香 -kou-》ペンダント他
デザイン:大森弘子
制 作:株式会社イノウエ