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更新日:2018年1月9日
忍野村には、富士山を起源とする湧水池である天然記念物の「忍野八海」があります。富士山信仰の霊場や修験道者の禊ぎの場としての歴史をもち、富士山を背景としたすぐれた風致の「忍野八海」は、世界文化遺産富士山の構成資産として認定されています。
今回、忍野村では、この忍野八海を中心に、富士山全域の湧水の自然環境と、湧水のはぐくんできた歴史や文化について、様々な角度からスポットライトを当てるシンポジウムを開催します。
湧水の起源はどのようにしてわかるのか?湧水の年齢は?富士山信仰と湧水の関わりの歴史的背景は?など世界に誇る「富士山の湧水と文化」について、その価値を改めて確認し、どのように保全・利用していくかについて皆さんと一緒に議論します。
入場無料・申込不要!どなたでもご参加いただけます。
◇日時
2018年1月20日(土曜日)午後1時30分~午後5時(開場午後1時)
◇会場
忍野村民ふれあいホール
◇プログラム
1.講演1「富士山の湧水とコモンズ」
秋道智彌氏(山梨県立富士山世界遺産センター所長総合地球環境学研究所名誉教授)
2.講演2「遺跡と富士山信仰から見た忍野の水文化」
新津健氏(元山梨県埋蔵文化財センター所長)
3.講演3「富士山の湧水の起源と地下水の流れ」
戸崎裕貴氏(産業技術総合研究所地質調査総合センター)
4.講演4「忍野村の地下水・湧水の水質と地下水流動について」
藪崎志穂氏(総合地球環境学研究所)
5.パネルディスカッション「忍野村の湧水と文化」
コーディネーター 秋道智彌氏
パネリスト 天野多喜雄氏(忍野村長)
鷹野慈誠氏(天台宗東円寺住職)
谷口真人氏(総合地球環境学研究所副所長)
陀安一郎氏(総合地球環境学研究所教授)