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ページID:91874更新日:2022年9月12日
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昨今、乾燥注意報がなされ、インフルエンザに感染している人が増えていると思います。
一方、家庭でのお風呂の排水は1日200L、温泉では1日10トン程度?、理容室、美容室では1トンとと想定し、それらが、1割でも散水すれば、乾燥状態も緩和されるのではないでしょうか。また、下水道コストも削減されると思います。
広報等で呼びかけることで、賛同される人を増やすことで、行政コストの削減することを期待します。
いただいたご意見を拝読いたしました。
未処理の排水(家庭の風呂、温泉、理容室、美容室)を散水する行為自体を直ちに規制する法律はありませんが、水質汚濁や悪臭の発生など、生活環境や公共用水域への影響が懸念される公害を防止するための措置が、次のとおり法律等で定められています。
このため、未処理の排水の散水により悪臭や水質汚濁など公害が生じるおそれがある行為を行政として積極的に呼びかけることは困難な状況にあります。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
○「環境基本法」より
(事業者の責務)
第8条事業者は、基本理念にのっとり、その事業活動を行うに当たっては、これに伴って生ずるばい煙、汚水、廃棄物等の処理その他の公害を防止し、又は自然環境を適正に保全するために必要な措置を講ずる責務を有する。
(国民の責務)
第9条国民は、基本理念にのっとり、環境の保全上の支障を防止するため、その日常生活に伴う環境への負荷の低減に努めなければならない。
○「山梨県生活環境の保全に関する条例」より
(日常生活等に伴う水質の汚濁の防止)
第57条何人も、公共用水域の水質の保全を図るため、調理くず及び廃食用油を適正に処理すること、洗剤を適正に使用すること等に心がけることにより、日常生活に伴って排出される水による水質の汚濁を防止するように努めなければならない。
2何人も、キャンプ活動その他の野外活動を行うときは、調理に使用した油を回収すること、食用に供されなかった食品を持ち帰ること等に心がけることにより、当該野外活動に伴って排出される水による公共用水域の水質の汚濁を防止するように努めなければならない。
受理日 | 2019年01月21日 |
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回答日 | 2019年01月28日 |