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ページID:91617更新日:2019年10月31日

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山梨の観光振興策(産業振興策ともいえる)

ご質問

観光立県をめざす山梨ということですが、富士五湖周辺に偏向していることは数字、状況から事実であります。
峡南エリアの状況を見ますと取り組みはされてますが、数字に如実に出て番外地の状態です。
まあ、国中エリアを見ましても左程にぎわっているのは連休とか特定の日になっています。
色々と取り組んでいられるのは頭の下がる思いですが、最大のネックは国中、郡内の間に峠があって、これがすべてではないかと感じてます。
御坂トンネルは無料化されてますが、1時間盆地までかかるということは結構遠いです。
また、精進湖線におきましても当時としては考えられる工事をされたと思います。
山梨の戦後の発展は、このような厳しい地形の中での道路、鉄道の建設の歴史でもありました。
昭和33年の笹子トンネル開通からはじまり、中央線複線化、中央高速の全通としてきて、今中部横断道、そして9年後のリニア新幹線開通となっています。
中央道開通で、峡東のぶどうは首都圏へ出回ったり、企業の県内進出が加速してきたことは事実であります。
しかし、21世紀になり、時代は変わり、県内からの企業撤退が相次ぎ、人口は流出しはじめて、明らかに時代の潮流が変わっています。
これからの最大の課題としては、この富士五湖方面と国中方面を結ぶ自動車専用道路の建設ではと思ってます。今よりも限りなく直線で結べば、今富士五湖へ来ている観光客を国中へ引き込める可能性があります。
また県民生活においても、画期的にスピードアップにより利便性が向上してきます。
災害時の物流においても変わってくるものと思います。
ルート調査、費用からでしょうが、20号線か中央道インターヘクロスしたら山梨の周遊はかなり密度を増して、人の流れがおきて観光消費も変わってくるはずです。
本当はその先の甲府駅の南北分断解消で、平和通りから北口への地下道路の建設で新リニア駅から武田神社まで、右折左折なしでいけることができたら甲府が化けるくらい魅力ある町になると思ってますがこれは別に提案します。(つまり甲府駅の下を走るイメージです)
とうことで、山梨がどうすればよくなるかの一案でしたので、今後よろしくお願いします。

回答

いただいた「山梨の観光振興策(産業振興策)」の件につきまして、道路整備課からお答えします。
富士五湖方面と国中方面を結ぶルートとしましては、主に、国道137号を利用するルート、国道358号を利用するルート、若彦トンネルから笛吹市(旧八代町)へ抜けるルートの3つがあります。
この中でも国道137号は線形が良く、登坂車線も整備されているため、安定した速度で安全に通行することができることから、平時の物流や観光振興だけでなく、災害時の避難路としても活用される県の骨格道路としての役割を担っております。
また、中央自動車道の一宮御坂インターや国道20号と接続していることから、将来的にはリニア駅前のスマートインターまで高速道路でつながることや、国道20号を経由して新山梨環状道路を利用することもできます。
一方、富士五湖方面も、富士河口湖町内でバイパスやトンネルの整備が完了しており、中央自動車道の河口湖インターや富士吉田市方面へのアクセスも良好です。
ご提案の富士五湖方面と国中方面を結ぶ道路は、標高差もあり、道路の構造的にも難しい問題を有しており、限られた財源の中では、既存道路の国道137号を最大限に活用することが最も効果的であると考えております。
貴重なご意見については、今後の参考にさせて頂きます。ありがとうございました。

受理日 2018年10月29日
回答日 2018年11月05日

このページに関するお問い合わせ先

山梨県県土整備部道路整備課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1686   ファクス番号:055(223)1693

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