ページID:91269更新日:2019年10月10日

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納涼ミストとBRTについて

ご質問

甲府市のHPには公共施設(甲府市管理)で夏季限定ミストは導入されているようですが、県関係の施設はどうでしょうか?
県庁前交差点側の県庁敷地内にもあれば良いと思います。(東側は平面噴水設備があるため不要)
また、県立美術館等県立施設で未設置のところはお願いします。あと、平和通り沿い等人通りの多いところや小瀬スポーツ公園等にも夏季限定ミスト設置を要望いたします。
年内が無理なら、来年からで構いません。
続いて、リニア駅と甲府駅を結ぶBRTについてですが、甲府市のひたちBRT視察を一切無駄にしないためにも、国道358改良案は白紙とし、専用道案優先でお願いします。荒川沿い以外にも専用道整備の案を出して県民に再度アンケート等を行い、「これならかなり利用する」声を集めると良いでしょう。
もちろん、モノレール等の整備コストはだいぶ掛かるが経済効果は高いという別の新交通システムも、今後の情勢の変化に加え、ケチることは良くないので、検討の余地は残しておいてください。よろしくお願いします。

回答

ご提案いただいた「納涼ミストとBRTについて」につきまして、総務部財産管理課、県土整備部都市計画課、リニア交通局交通政策課からお答えします。

1.納涼ミストについて
ご承知のとおり、県庁構内におきましては、本館前庭に噴水広場を整備し、平日は日没から午後9時まで、土日祝日は午前9時から午後9時まで噴水を稼働しており、県のクールシェアスポットにも登録され、涼感の提供に寄与しております。
また、一昨年より、夏季は県内の小中学校の夏休み期間に合わせ、平日の正午から午後3時までの間も噴水を追加稼働させており、小さなお子様連れのお母様方や小学生のグループなど大勢の方に利用され、大変好評をいただいております。
ご提案の県庁西口へのミスト噴霧器設置につきましては、かなりの費用がかかる見込みですので、引き続き検討とさせていただきますが、県庁別館2階の山梨近代人物館や防災新館1階のやまなしプラザ(ジュエリーミュージアム等)は入館自由で冷房も効いているうえ、土日祝日も開館しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
小瀬スポーツ公園では、夏の暑さ対策のため、水泳場等一部の施設においてミストを設置しております。また、その他の県内の都市公園では、笛吹川フルーツ公園、曽根丘陵公園、御勅使南公園、桂川ウェルネスパークにもミストを設置しております。
なお、平成29年8月に再整備が完了した甲府駅南口駅前広場においても、樹木とミストによる清涼感を感じていただく開放的な憩いの空間を提供しております。
いただいたご提案につきましては、今後の県立施設等の管理運営の参考とさせていただくため、広聴広報課において、県庁内ネットワークの共有フォルダにより、広く関係職員の目に止まるようにしたいと考えております。

2.リニア駅と甲府駅を結ぶBRTについて
リニア駅と甲府駅を結ぶ公共交通システムについては、平成24年度までにモノレール、AGT、DMB、LRT、BRT、DMVについて、幅広く検討しました。
※モノレール:1本の走行軌条を用いて車両を走行させる軌道系システム
AGT(AutomatedGuidewayTransit):小型軽量車両が高架等の専用軌道上を、走行路面のガイドウェイに案内輪をあてて自動運転で走行するシステム
DMB(DualModeBus):高架専用軌道では車両に取り付けられた案内輪を案内軌条に当てて走行し、一般道では普通のバスとして走行できるシステム
LRT(LightRailTransit):次世代型路面電車システムともいわれ、専用軌道に加速性や快適性などを高めた軽量な車両を走行させるシステム
BRT(BusRailTransit):バス専用レーンや連節バス等の導入などにより、定時性・速達性の確保と利便性・快適性の向上を図るバスシステム
DMV(DualModeVehicle):20人乗り程度のマイクロバスを改造して、一般道と線路の双方の通行を可能としたシステム
高架橋等を利用した交通手段は、多額の建設費や維持管理費などを要することから現実的に難しいと判断し、それ以外のLRT、BRT、DMVについて、交通需要、定時性・速達性の確保、建設費や採算性の観点から検討を行い、BRTが最適であるとしました。
その後、荒川堤防を活用するルートや国道358号ルートなどの4つのルートについて、定時性・速達性の確保や交通基盤整備に係る費用対効果に加え、沿線住民の利便性、沿線まちづくりの観点から更に検討を行い、専門家や利用者などで構成される交通政策会議での意見や、交差点改良した場合のシミュレーションで朝の通勤時間帯でも両駅間の所要時間が20分程度に短縮されることなどを踏まえ、国道358号ルートでのバス交通が最もふさわしいとしました。
両駅間を国道358号ルートのバス交通で結ぶことについては、平成29年1月から2月にかけてパブリックコメントを実施した後、「バス交通ネットワーク再生計画」(平成29年3月策定)に記載しております。
両駅を結ぶバス交通については、リニアが開業する時代にふさわしい先進的で夢のあるバス交通を目指して参りますので、ご理解いただけますようお願いいたします。

この度は、貴重なご意見をいただきありがとうございました。

受理日 2018年07月20日
回答日 2018年07月27日

このページに関するお問い合わせ先

山梨県総務部庁舎管理室 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1 
電話番号:055(223)1391   ファクス番号:055(223)1379

山梨県知事政策局リニア・次世代交通推進グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1664   ファクス番号:055(223)1666

山梨県県土整備部都市計画課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1715   ファクス番号:055(223)1724

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