ページID:91075更新日:2019年8月23日

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救命処置講習

ご質問

最近話題になった「大相撲舞鶴場所」での出来事を知り、「女性差別問題」とは別に、気になっていることがあります。周囲の友人たちと話し合ううちに、中には実際にAEDの講習を受けた方もいて、考えさせられました。
まず各市町村で、住民対象の「講習」が定期的に行われているのかどうか、およびその内容についてです。SNSでも知ったのですが、救命処置講習は内容が複雑です。一人では不可能で、数人のチームで行うのがベストであり、中でも心臓マッサージの正しいやり方、また「命を救える時間は短い」という重要事項などが一般には十分に周知されているとは思えません。
各市町村単位で、例として以下の2件のような講習があれば多くの住民が参加意欲を掻き立てられるのではないかと思ってます。
1高校での生徒向けの「心肺蘇生授業」の実施。(埼玉県などでは行われているようです)
2一般住民を対象とした実践講座の定期的な開催。
AEDの講習は、一度受けても即対応できない。定期的に受けるのが望ましいとのことです。
山梨県は高齢化が進行しているため、参加しやすい形の講座で学べば、命に関わることであり、住民同士の助け合いの精神も高まることが期待されます。
もし未だご検討されていなければ、宜しくご高配のほどお願い致します。

回答

いただいた「救命処置講習」の件につきまして、教育庁スポーツ健康課、防災局消防保安課からお答えします。
1.高校での生徒向けの「心肺蘇生授業」の実施について
心肺蘇生の実施方法については、高等学校の「保健」の授業のなかで、ほとんどの公立高等学校が、AEDを用いた心肺蘇生法の実習を実施しております。
また、授業の内容を日常の生活に生かせるように、心肺蘇生の手順を紹介している日本スポーツ振興センター作成の「スポーツ事故防止ハンドブック」や「その時あなたは」というDVDを各学校に配布しており、授業等で活用しております。
今後については、全ての公立高等学校が実習を実施するように指導して参ります。
2.一般住民を対象とした実践講座の定期的な開催について
一般住民の方々への救命講習会につきましては、各地域の消防本部において、開催しております。
特に●●様のお住まいの地域を例に挙げますと、峡北広域事務組合消防本部(以下、峡北消防本部)が管轄となっており、峡北消防本部では、月に2回、救命講習会を実施しております。また、月2回の定期講習会のほか、事業所または自治会等の団体からの依頼により、時間等の都合を担当者間で調整した上で、随時講習会を実施しております。
講習内容は、主に心肺蘇生法(心臓マッサージの方法)や、AEDの使用方法、止血法等について講習会を実施しております。
本年度の峡北消防本部での定期講習会の実施場所については、峡北消防本部2階会議室、長坂総合支所会議室等で開催されるとのことです。
受講日等、詳細につきましては、峡北消防本部または、お住まいの近くにある消防署において詳しい内容が確認できますので下記の番号へお問い合わせをお願いいたします。
峡北消防本部電話番号:0551-22-0119
この度は、貴重なご意見をいただきありがとうございました。

受理日 2018年04月10日
回答日 2018年04月17日

このページに関するお問い合わせ先

山梨県防災局消防保安課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1430   ファクス番号:055(223)1429

山梨県観光文化・スポーツ部スポーツ振興課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1780   ファクス番号:055(223)1786

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