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ページID:84830更新日:2018年3月28日
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高校や大学の卒業を期にそのまま山梨県外に転居しそのまま定住することで意見があります。
県政努力として就職説明会で山梨の良さのアピールを行っているようですが、良さが感じられないから転出し、転入も少ない結果なので根本的解決には至らないと思います。
一番の原因は都会への憧れがあるかと思いますが、それだけではないと感じます。
良く耳にするのは「村社会で風習がなんたらかんたら・・・」
大人になれば無尽など狭い世界に閉じ込められ、それが嫌だという人もけっこう聞きます。
他にも公共交通の便が悪いなど色々と離れる理由はあるかと思います。
県外転出した人(又は、する予定の人)や県外居住経験者を対象に、「なぜ山梨から離れたのか」「なぜ山梨に引っ越してきたのか」「良い所と悪い所は何か」ずっと同じ場所に住んでいる人には気付かないようなアンケートを取った方が”本音”を聞くことが出来て良いのではないでしょうか。
県外に行く人は優秀な方が多いです。そのような方の意見は大切であると思います。
根本的な理由が分かれば解決の為に明るい政策を打ち出すことが出来るのではないでしょうか。
いただいた「人口流出」の件につきまして、地域創生・人口対策課からお答えします。
本県の人口減少対策は、5つの基本目標を定めた「山梨県まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、様々な施策・事業を総合的に展開しており、これらの目標達成に向け、毎年度、PDCAサイクルを活用した効果検証を実施し、総合戦略の改定を行うことで、より効果的な取り組みを推進しているところです。
この総合戦略を策定した平成27年に、県外出身者も含めた県内の大学生を対象にアンケートを実施した結果、山梨県で就職・進学を希望しない理由として、出身地に戻りたい、県内で生活する魅力がないなどが上位を占めたことから、これまで、若年層の転出抑制に重点を置いた対策に取り組んで参りました。
また、平成29年からは、県の移住施策への活用を目的として、県内へ移住してきた方を対象に、山梨県を選んだ理由などをお尋ねするアンケート調査も実施しております。
このように、県民の皆さんの声を把握しながら、効果的な施策・事業を実施することが重要であると考えており、御提案をいただきました転出者を対象とするアンケートにつきましても、今後の取り組みの参考とさせていただきます。
受理日 | 2018年1月31日 |
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回答日 | 2018年2月07日 |