ページID:73664更新日:2016年7月6日

ここから本文です。

出産環境整備について

ご質問

山梨へ引っ越してきた者ですが、結婚、出産、仕事を両立させるのがとても困難な街だと思いました。 
 産婦人科がまず少なすぎ、そして無痛分娩を扱っている病院がひとつしかなく驚きです。今では無痛分娩を選択する女性がとても増えています。 体への負担も精神的にも負担が少なく産後の復帰も早いので二人目三人目と産みやすくなります。
 自然が多く子育てにはいい所ですので県でも出産のしやすさに力を入れて頂きたいです。

回答

お問い合わせの件につきまして、医務課からお答えいたします。
 現在、県では、妊娠・出産から子育てまでを切れ目なく支援し、「日本一健やかに子どもを育む山梨」の更なる充実に向けて取り組んでいます。
 さて、全国的に産科医が不足し、出産ができる病院や診療所が減少していく中、県内においても、平成16年には、24の分娩取扱医療機関(出産ができる病院と診療所をいいます)がありましたが、現在では、15の医療機関に減少しております。
 これらが所在する地域をみると、甲府市に9つの医療機関が集中しており、一方で、峡北、峡南や東部地域には、出産ができる医療機関がない状況となっています。
 このような中、県では、山梨大学と連携する中で、医学部生に対し産婦人科の魅力を伝える勉強会の実施、産婦人科を専攻する後期研修医に対し奨励金を交付するなど将来の産科医の確保に取り組んでいます。
 また、数少ない産科医の負担を軽減するため病院内に助産外来や院内助産の導入を推進、出産ができる医療機関がない地域での分娩の再開やセミ・オープンシステムの導入など産科医療を提供するための体制整備に取り組んでいます。
 県としましては、今後も継続して、身近な地域で安心・安全に出産ができる地域づくりに努めて参りますので、御理解と御協力をお願い申し上げます。
 なお、無痛分娩の実施・不実施につきましては、分娩取扱医療機関ごとの判断となり、県としてのお答えはできませんので御了承ください。
 この度は、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。

受理日 2016年05月16日
回答日 2016年05月23日

このページに関するお問い合わせ先

山梨県福祉保健部医務課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1480   ファクス番号:055(223)1486

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop