トップ > これまでにお寄せいただいた主な意見等 > 令和元年度のご意見(上半期) > 東海自然歩道(精進湖民宿村東側)の標石(杭)について
更新日:2020年3月17日
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先日山梨県の精進湖、本栖湖方面に旅行に行き東海自然歩道を散策しました。
精進湖民宿村東側の入り口から数百メートルの東海自然歩道に、画像のような標石?が左右両側に設置されていました。
この2本の標石ですが、「K2-1山教」「K2-2山教」というプレートが張り付けてありました。
樹海に標石(杭)があることに驚きましたが、プレートに表記された文字が気になりました。
K2-1、2は何かの座標等を表したものなのでしょうか?また山教とはどのような意味なのでしょうか?山の境ならば山境となると思うのですが…
またこうした標石は青木ヶ原樹海に他にもあるのでしょうか?
観光シーズンをむかえ公務等お忙しいことと思いますが、教えていただけると助かりますのでよろしくお願いします。
いただいた「東海自然歩道(精進湖民宿村東側)の標石(杭)について」の御意見について、山梨県教育庁学術文化財課からお答えします。
添付されていた写真を拝見したところ、ご質問の杭は、国指定天然記念物「富士山原始林及び青木ヶ原樹海」の指定地内の、東海自然歩道と樹海との境界を確認するために設置したものです。
国指定天然記念物「富士山原始林及び青木ヶ原樹海」は、一部が大正15年に「富士山原始林」として文化庁から指定を受け、平成22年に青木ヶ原樹海の中央部の一部が追加され、現在に至っています。
指定範囲を追加する際、非常に広い範囲のすべての地域を画一的に保護することは現実的ではないため、杭打ちを行い、遊歩道として管理する部分と、樹海として保護する部分を明確にしたもので、同様の目的で、他にも青木ヶ原樹海内に数カ所設置されています。
「山教」は設置した「山梨県教育委員会」の略記です。
回答は以上となりますが、今後も山梨県を訪問いただき、豊かな自然を楽しんでいただければ幸いです。
○対応区分:現行制度・施策を説明し、理解を求める
受理日 | 2019年07月22日 |
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回答日 | 2019年07月26日 |
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