ページID:24377更新日:2015年2月6日
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林業・木材産業対策協議会は3月17日(火曜日)に、「木材の生産・流通をコーディネートする~岐阜県森連の事例に学ぶ~」と題した研修会を山梨県森林組合連合会会議室で開催しました。
この研修会は近年、外材供給の不透明さを背景として国産材の競争力が相対的に高まっていることや、国産材資源が充実しつつあることから、大手製材工場や合板工場が国産材にシフトする傾向が強まる一方、世界的な不況による住宅着工戸数減少の影響などから、木材価格は依然として低水準にとどまり、木材原木市場の経営も非常に厳しい状況にある中で、岐阜県森林組合連合会の木材原木市場が実践している工場直送によるシステム販売について岐阜県森林組合連合会の三島副会長を招いて、山梨県の木材生産流通を改善するヒントを得るために開催されたものです。
当日は森林・林業関係者約30名が参加し、小ロットで動いている素材をどうやってまとめて大手合板工場などと取引していくのかなどについて、岐阜の事例を基に三島副会長と活発な意見交換を行いました。
本県の素材市場を含めた木材流通について大変参考になる内容の研修会でした。