ページID:23801更新日:2015年2月6日
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平成21年1月22日に、やまなしウッドマイルズ推進協議会が主催したウッドマイルズ関連指標算出技術者養成研修会が、当研究所を会場に開催されました。
やまなしウッドマイルズ推進協議会は、県産材利用推進団体、地球温暖化防止センター、市民団体、行政などが連携し、ウッドマイルズを指標として地域材利用の意味を伝え、地域材の普及を図ることを目的とした団体です。
今回の研修会は、山梨県内でウッドマイルズの計算を行える体制作りとして、主に関係者を対象にウッドマイルズ研究会が認定する算出技術者の県内資格者を養成するために企画されました。しかし、県内だけでなく、遠くは島根県や兵庫県からの方もふくめ、主に建築士を中心に、定員を大きく超える40名の方が受講されました。
研修会では、ウッドマイルズの概論に関する講義とパソコンを使ったウッドマイルズ算出の実習が行われ、資格取得を希望されたが22名の方が算出技術者に認定されました。
ウッドマイルズは、現在国が進めている環境に貢献する度合いの“見える化”でも注目を集めています。
今後は、県産材認証やFSCなどにあるトレーサビリティー仕組みや県産材住宅への補助事業との連携した、信頼性が高く多くの県民に評価される計算システム構築を進めていく必要があります。
今回認定された算出技術者は、これらを進める上で重要な役割を担っています。
普及指導部では、研修会に参加された方々と連携を取りながら、今後とも県産材利用の普及を進めていく予定です。