ページID:7430更新日:2015年2月6日
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平成20年10月24日に、全国異業種グループネットワークフォーラム第9回全国大会が甲府で開催されました。
これは、中小企業の自立と連携を目的として開催されたもので、山梨大会では「伝統地を創造知へ~風林火山からの発信~」をテーマとして、6分科会で各界で活躍中の方によるパネルディスカッションが行われました。
第三分科会「山梨発日本をリードする環境ビジネス」では、当研究所の普及員もパネラーとして参加し、山梨の森林資源や林業・林産業の現状と予想されるトレンドについて情報提供を行いました。
また、県内で始まっている木質バイオマス利用や木質バイオプラスチックの開発など、今後に期待が出来る企業の動きについても紹介しました。
会場内に設けられた展示ブースには、県産材のFSC認証材で製造されている木質パレット、ワイン木箱、木質ペレット、また射出成型と押し出し成型のいずれにも対応する木質バイオプラスチックの製品サンプル等の展示を行いました。
ほとんどの参加者は、林業・林産業とは関係ない業界の方でしたが、多くの方が環境問題や地球温暖化防止への対応策として、森林の保全や木材の利用について関心をお持ちでした。
しかし、その一方で林業・林産業の現状についての認識は、あまり高いとは言えません。
このため、今後とも様々な場面で多くの方への積極的な情報提供を行っていきます。