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ページID:7387更新日:2015年2月6日

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平成20年8月1日森林環境教育指導者の養成・教員向け「身近な自然の指導法研修会」が開催されました

植物の採集と標本づくり

 森林内での様々な活動体験を通じて、人々の生活や環境と森林との関係について理解と関心を深める「森林環境教育」の必要性が益々高まっており、学校教員の方々に森林環境教育を進める技術を習得していただくことが求められています。そこで、学校周辺の自然を観察する方法や体感する方法について、実習をとおした体験的な研修により、理科・総合的な学習の時間・生活科・環境教育等における指導法の向上を図ることを目的に「身近な自然の指導法研修会」が、8月1日と11日に山梨県総合教育センター、山梨緑化推進機構、森林総合研究所との共催で開催されました。はじめに林業普及指導員が森林・林業の現状や研修の意味などを説明し、その後、「緑花文化士」の斉藤さんによる「植物採集と標本作り」と、「甲府ネイチャーゲームの会」の高山さんによる「ネイチャーゲームの入門講座」が行われました。植物採集と標本づくりでは、植物の見分け方の基本を学んだ後、森林総合研究所内の山林で、実際に植物の名前を教わりながら標本づくりのための植物を採取し、新聞紙で押し葉にしました。ネイチャーゲーム入門講座では、自分の背中につけられた生き物についてヒントを集めながらあてる「動物交差点」や自然の中の美しいものを探す「森の美術館」などのアクティビティーを体験しました。そして、参加された教員の多くの方に、植物採集とネイチャーゲームをとおして自らが森林という自然を体験することができたので、子どもたちにも教えていきたいとの感想をもっていただきました。今後、学校現場で森林環境教育が実践され、多くの子どもたちが森林を体験し、学んでくれるものと思われます。

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山梨県林政部森林総合研究所 
住所:〒400-0502 南巨摩郡富士川町最勝寺2290-1
電話番号:0556(22)8001   ファクス番号:0556(22)8002

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