トップ > しごと・産業 > 林業 > 林業振興・木材利活用 > 林業普及 > 平成19年度の情報 > 平成19年11月29日下刈り作業の省力化に光明!

ページID:5353更新日:2015年2月5日

ここから本文です。

平成19年11月29日下刈り作業の省力化に光明!

デモ機で作業中

林業の中でも最も厳しい作業の一つとされる下刈り作業は、傾斜地で移動しながらの作業を炎天下で強いられることに加え、使用する肩掛け式ポータブル刈り払い機から発生する騒音と振動が疲れを助長する一因にもなっています。このような厳しい作業環境を改善するため、刈り払い作業のさらなる機械化が待ち望まれていました。

このほど農林業機械メーカー(株)築水キャニコムから、歩行型クローラ式草刈り機“ブッシュカッター ジョージ Jr. 草なぎ”が発売されました。林業現場からの数々の要望を採り入れて製品化したとのことで、小型でありながらも大型機で定評のあるハンマーナイフモアを備えたこと、登坂や不整地の走破性に加え傾斜地での転回を容易にするクローラを採用したこと、フレックス機構の採用により地面の起伏に追従した作業を可能にしたことなどが大きな特徴です。

そこで森林総合研究所普及指導部では早速メーカーからデモ機を提供いただき、県内事業者の方々とともに現地にて検討会を開催しました。メーカー担当者による説明やデモンストレーションの後に、刈り高や刈り取り具合、走行性や操作性などなど様々な意見が交わされました。

今回の検討会では大きな問題点の指摘もなく終わったことから、今後は緩傾斜地での刈り払い作業を中心にこの種の機械の導入がすすむことにより、労働強度の軽減、作業の省力化に役立つものと期待するところです。

このページに関するお問い合わせ先

山梨県林政部森林総合研究所 
住所:〒400-0502 南巨摩郡富士川町最勝寺2290-1
電話番号:0556(22)8001   ファクス番号:0556(22)8002

同じカテゴリから探す

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop