山梨から世界に発信するグローバル企業 |
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株式会社沖センサデバイス |
国が東京一極集中からの脱却するための施策を講じ始めているなかで、株式会社沖センサデバイスは、平成28年4月に東京都立川市から山梨県甲府市へ本社移転を行いました。
今回は、甲府市の新たな本社をお訪ねし、牛田祐生社長にお話を伺いました。
>>>当地に立地されたきっかけは?
以前から山梨の協力会社と関係が深く、県内の数箇所に工場を設けていたが、それらを2010年に甲府に集約した。その後、立川の本社と連携して事業をしていたが、事業 の効率性も考えて本社を甲府に移転してくることを考え、土地を探していたところ、お声がけいただいた。
>>>山梨に移転してきての印象は?
山梨というと果物が美味しいという印象があったが、実際に来てみて改めてそれは感じたし、日照時間も長く、天候もよい。
あと、山梨には海がないのに生魚もいろいろあって驚きました。
それと、温泉が沢山あって、地元の人も利用しているのもいいなと。
>>>主な事業内容は?
リードスイッチというものを作っている。
あまり一般的になじみはないかもしれないが、自動車や家電製品などに多く使われていて、その分野では世界シェアの40%(世界No1シェア)を占めるほどになっている。
>>>今後の事業展開は?
リードスイッチ自体はそれほど市場規模が大きいものではないが、世界シェアを50%位まで引き上げ、将来的には、売上や雇用を現在の1.5倍程度までにしていきたいと考えています。
そこまでいって初めて安定的な企業経営が出来ると考えているので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
㈱沖センサデバイスはインタビュー内にもあるように、自動車や家電製品などに多く使用されているリードスイッチでは、世界No1のシェアを獲得する企業です。
そのような企業が山梨県へ移転して、山梨県から世界を目指すというお話をいただくのはうれしい限りです。
今後も山梨から世界を目指す企業がたくさん出てくることを期待しています。(H29.1)
株式会社沖センサデバイス