更新日:2019年6月18日
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これから就職活動を迎える学生を対象に、就職内定を受けている大学4年生から、インターンシップ、就職活動及び面接の対応等を意見交換し、今後の就職活動の参考にしていただくための座談会を開催しました。
Aさん:この時期はまだ主立った就職活動はしていなかったけれど、インターンシップには1社だけ参加していました。
Bさん:就職活動をやらなきゃと思っていたけど、あまりできなかったです。やりたいことも、勤めたい企業も決まってなく、就職サイトにも登録だけしている状況でした。インターンシップには参加しました。
Cさん:6月に就職サイトなどに登録して、夏期から含めて8社のインターンシップに参加しました。この時期は企業研究も業界研究も始めていました。
Dさん:大学主催の企業研究会があり、山梨県のU・Iターン就職のブースがあったのでそれに参加したくらいで、就職サイトの登録やインターンシップにも参加していませんでした。
Aさん:1月からSPI※1の勉強に取り組み始めましたが、もっと早めにやった方がいいと思いました。2月はES※2対策セミナーや企業説明会に参加するなど、月の半分は就職活動をしていました。冬期のインターンシップにも参加したり、企業説明会では終了時間の最後まで残って、企業担当者の方に色々なことを聞いたりしていました。履歴書用の写真もこの頃に撮りました。この他、私は「就活ノート」を作っていました。
Bさん:企業説明会に参加したのは1月以降からです。多くの企業を回ることで、企業のこと・業界のことを詳しく知るようになりました。山梨県内企業についても、この時に知るようになりました。また、SPIの勉強や面接練習、自己分析も始めましたが、自己分析は早めに始めた方がいいと思いました。
Cさん:2~3月はインターンシップに参加していました。ES対策として、大学のキャリアセンターとやまなし暮らし支援センターを利用して、200文字、300文字などあらゆるESに対応できるように取り組みました。
Dさん:私は公務員試験を受けるので、大学の無料講習会を利用したり、授業終わりに研究室に残って勉強したりしました。どうしても公務員一本では不安があり、県内企業の説明会に参加するなどして企業研究をするようになりました。
※1 SPI:総合適性検査
※2 ES:エントリーシート
Aさん:大学の企業説明会に参加しました。企業が大学に来てくれるということは、私達に企業に来てほしいと思ってくれていると考えていたので、積極的に参加しました。参加企業をチェックしながら他大学の説明会にも参加しました。業種にも捉われず、多くの企業の方々と話をしました。同時に、ESや面接の対策にも取り組んでいました。
Bさん:大学内の説明会は貴重だと思います。私はある程度業種を絞っていたし、初めは首都圏での就職を視野に入れて合同説明会などに参加していました。多くの業種の方と話をすることで、その業界を知ることができ、これからの就職活動で何か関わりがあるかも知れないと思っていたので、非常に有意義でした。
Cさん:合同説明会に沢山参加しました。また、個別の企業説明会にも積極的に参加しました。大学内の説明会はあまり参加しませんでした。
Dさん:私はUターン就職に決めていたので、3月の中旬頃から県内企業が参加する合同説明会に参加しました。また、新聞などを見る中で、大手就職サイトに載っていない企業が沢山あることを知り、直接企業に電話して個別に説明会に参加したこともありました。選考解禁が6月なので、この時期は試験対策の時間が沢山取れました。
Aさん:都内での就職と山梨でのUターン就職の両方を考えていました。県内企業から内定をもらいましたが、その後、第一志望の都内企業からも内定をもらったので、結果、都内で就職することにしました。業種を絞っていなかったので、本当にどの企業に就職するか最後まで解らない状態で就職活動をしていたように思います。
4月は引き続きESの作成と面接をしていました。また、直接企業に行く筆記テストやインターネットで提出する筆記テストを提出したり、新宿や池袋にあるテストセンターも利用していました。
Bさん:3月末はESの提出が重なっていたので結構大変でした。また、自己分析が固まっていなかったので、ESでほぼ落とされてしまいました。4月に入って、改めてやまなし暮らし支援センターに相談し、再出発することとして、企業研究からやり直しました。当初は都内での就職に固執していましたが、この頃から、県内企業へ就職することを考えるようになりました。ただ、東京でも色々な刺激を受けたいと思っていたので、都内に支社を有する企業を選定するようになりました。そしてある企業の採用試験が進むにつれて、その企業の社風や社員の人柄などに惹かれ、ここで働きたいという気持ちになりました。
Cさん:3~4月はとにかく説明会に行っていました。私が希望する業種は個別の企業説明会が多かったので、それに参加していました。5月は大学のキャリアセンターを利用して、大学OB、OGに連絡して企業訪問もしました。この頃から、企業から面接などの日程連絡があったので、第一志望などの優先順位を付けるようにしていました。
Dさん:4~5月は非常に焦っていたのを思い出しました。都内企業から内定を受ける友達も多かったので、このまま公務員試験の勉強をしていて大丈夫なのかと不安もありました。この時期は勉強と平行してESの提出もしていました。また、公務員志望の友達も多かったので、力試しとして本命とは別の自治体などを受ける友達もいました。
Aさん:やまなし暮らし支援センターは、山梨県内の企業情報や合同説明会の日程など教えてくれるので利用した方がいいと思います。大学での面接セミナーもあるけど、本番に近い、他人同士でやるような面接セミナーがあれば参加した方がいいと思います。また、面接練習を自撮りすると、目線の位置や仕草なども解るので効果的だと言うことも聞きました。
あと、自己分析は本当に大事だと思います。誰と何が理由で喧嘩したなど、私は保育園まで遡って思い出せる範囲でやりました。要するに、自分の強みと弱みを理解できないと自分の強みが生かせる企業も見つからないので、まずは自己分析して、それを企業研究に繋げました。
人それぞれ、色々な就活があると思います。私も色々な出会いがありました。ESを考えるのが一番大変だったけど、今、就職活動を通して考えると楽しかったと感じるので、皆さんも頑張ってください。
Bさん:私は就職活動をするのが遅かったと思うので、自己分析やES対策などを早めに準備することをお勧めします。
私は内定を2社からいただきましたが、どのようにして1社に絞ったかというと、手当関係や、私は女性なので子供を生んだときの福利厚生などを考えて選びました。自分がどういう生活を送りたいか、そんなに先ではなく少し先でもいいのでイメージしておくと、選びやすいと思います。そのためには、企業研究も大事になります。
やまなし暮らし支援センターで客観的な意見もいただく中で、自己分析やESを納得ができるまで相談できたことが良かったと思います。就職活動中の息抜きにもなりました。皆さんも頑張ってください。
Cさん:やまなし暮らし支援センターでは、私の話を親身に聞いてくれたり、アドバイスも沢山いただいたので、利用した方がいいと思います。
就職活動ですと、SPIとESは早い段階から準備した方がいいと思います。時間が無くなると本当に大変になるので早めに取り組んで、不安材料を少しでも無くしておくことが大事だと思います。
就職活動で一番良かったと思うことは、インターンシップの経験です。2~3月でもインターンシップを募集している企業もあるので、興味がある企業があれば応募した方がいいと思います。
面接では素直に、思ったこと言えばいいと思うので、後は悔いの無いように、体調管理に気をつけて頑張ってください。応援しています。
Dさん:私は人前で話すことが苦手なのですが、部屋の入り方や話し方のコツなどを教えていただき、実践的な面接練習の場としてやまなし暮らし支援センターには非常にお世話になりました。おかげで面接に慣れることができました。また、客観的な意見をいただく中で、自分の強みは何なのかなど自分自身を知る機会となったので、非常に役に立ったと感じています。
今の時期は、業種を絞らずに、合同説明会に積極的に参加してほしいと思います。また、素の自分を出して、笑顔を絶やさず頑張ってください。あと、今継続していることがあれば、それを大切にしてください。頑張ってください。
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