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発表日:2012年12月19日
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1.トンネルの概要
別添のとおり
2.点検状況
国道137号の新御坂トンネルと、県道甲府韮崎線の愛宕トンネルにおいて、平成24年12月3日の緊急点検に続き、次のとおり片側交互通行により再点検を実施した。
○期間:平成24年12月10日(月曜日)~14日(金曜日)21時~5時
○点検体制:
・新御坂:3班体制(約20名/日)
・愛宕:1班体制(約10名/日)
○点検内容
・天井板、吊り金具、端部固定金具の全数を目視、打音、触診
(平成24年12月3日の緊急点検では、天井板と吊り金具の全数を目視、状況が分かりにくいものを打音)
1.点検結果
○新御坂トンネル
・吊り金具定着部の異常(3本/6,236本)
・端部固定金具の異常(160本/4,632本)
※詳細は別添のとおり
○愛宕トンネル
・吊り金具定着部の異常(6本/784本)
・端部固定金具の異常(2本/792本)
2.安全性について
○新御坂トンネル
主要な部材である吊り金具のアンカーボルト3本(0.05%)に異常(ゆるみ)が認められたが、耐荷上の安全は確認された。(脱落は0本)
端部固定金具のアンカーボルト160本(3.5%)に異常(脱落、ゆるみ)が認められたが、耐荷上の安全は確認された。
端部固定金具のアンカーボルトが脱落した周辺の天井板を含む、全ての箇所で
入念な点検を行なったが、吊り金具や端部固定金具、天井板にガタつきや沈みは無く安定していた。
以上のことから、直ちに天井板の落下に繋がるものではないと判断している。
※平成24年12月16日までに、吊り金具のアンカーボルト3本と端部固定金具のアンカーボルト98本の応急補修を実施済み。平成24年12月18日までに応急補修を完了予定。
○愛宕トンネル
主要な部材である吊り金具のアンカーボルト6本(0.8%)に異常(欠落、ゆるみ)が認められたが、耐荷上の安全は確認された。
端部固定金具のアンカーボルト2本(0.3%)に異常(脱落、ゆるみ)が認められたが、耐荷上の安全は確認された。
端部固定金具のアンカーボルトが脱落した周辺の天井板を含む、全ての箇所で入念な点検を行なったが、吊り金具や端部固定金具、天井板にガタつきや沈みは無く安定していた。
以上のことから、直ちに天井板の落下に繋がるものではないと判断している。
※平成24年12月15日までに、吊り金具のアンカーボルト6本と端部固定金具のアンカーボルト2本の応急補修を完了
3.今後の対応
応急補修を行なった箇所については、恒久的な補修に必要な材料の調達後、平成24年12月22日を目途に補修を行なう。
新御坂トンネルと愛宕トンネルについては、当面今回と同様な点検を3ヶ月に1回実施し、その結果に基づき必要な補修を行なう。なお、天井板を支えるアンカーボルトについては、今後計画的に更新していく。
両トンネルを含め、県管理の130トンネル全てについて、新たに点検計画を策定し、定期的に点検を実施する。
※詳細については、関連資料及び関連リンクをご覧ください。
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