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更新日:2013年10月25日
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平成26年4月に、Windows XPに対するmicrosoftのサポートが終了します。
現在、県庁内でも、相当数のパソコンが、XPで動作していると思いますが、サポート期間終了後、県ではどのような対応をお考えでしょうか。
私からの提案ですが、これを機に県庁内で使用するパソコンのOSをWindowsからLinuxに乗り換えるべきだと思います。
Linuxなら無料で利用できますし、Office関連の事務系ソフトにも無料のものがあります。
公的機関としては、特定のブランドに縛られる事は避けるべきだと思いますし、財政難の中、Linuxへの乗り換えを実行すれば、かなりの経費削減になると考えております。
現段階での、県の見解をお聞かせください。
いただいた「Windows XP」の件につきまして、情報政策課からお答えします。
本県では、情報システムの導入においては、ソフトウェアの信頼性や安定性はもとより、オープンソース活用のメリット・デメリットなどについても総合的に勘案する中で、個々の状況に応じ最適な製品を選択することとしています。
ご提案のあったLinuxへの乗り換えについてですが、Linuxのようなオープンソースは、ライセンス料の削減や拡張性の高さといったメリットがありますが、セキュリティやサポートの確実性、他団体とのデータ交換、既存情報システムの改修が必要になるなどといった点で問題があります。
一方、Windowsは、パソコン用のOSとしてシェアの約9割を占めるなど信頼性や互換性が高く、他の多くの自治体でも利用されているものです。
こうしたことから、本県では、行政事務の確実な遂行や行政情報の保護、他団体とのデータの互換性、既存情報システムへの影響などを考慮し、OSについては、多くの情報システムでWindowsを使用しているところであり、現状ではLinuxへの乗り換えはメリットが少ないと考えます。
なお、Windows XPについては、メーカーのサポートが平成26年4月8日に終了することから、本年度中に上位バージョンのOSへ更新を行う予定です。
ICTの分野では新しい技術が日々開発されていることから、引き続き情報収集に努め、ICTを活用した県民サービスの向上や事務の効率化に向け取り組んで参りますので、今後ともご理解とご協力をよろしくお願いします。
受理日 | 2013年08月15日 |
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回答日 | 2013年08月21日 |
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