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更新日:2013年8月23日
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リニアモーターカーのフードの件で、リニアが見える事にこだわっているようですが、それよりも沿線に住んでいる人の住環境への影響は大丈夫なのでしょうか?
予想される被害としては、騒音、風圧、磁場による家電や健康等への障害が懸念されます。
JR東海がコンクリート製のフードを付けるのは、そうした事を考慮してのことだと考えます。
いただいた「リニアモーターカーのフード」の件につきまして、リニア推進課からお答えいたします。
リニア中央新幹線の明かり区間に設置するフードについて、JR東海では、騒音環境基準への適合や、落下物に対する安全確保、暴風・雪・山崩れ等の災害の回避等のために、コンクリート製のフードの設置が必要としており、県としても、その必要性については十分に承知しております。
一方で、コンクリート製のフードではリニアの走る姿を見ることができないため、多くの県民から、フードを透明化して見えるようにして欲しいとの要望があります。
また、リニア中央新幹線の乗客の方に本県の豊かな自然景観を車窓から眺めていただくこともできませんし、景観上も、コンクリート製のフードが延々と続く景色は好ましいものではありません。
そこで、県といたしましては、環境基準や安全性、防災性などを確保しつつ、リニアが走行している様子が外から見えることや、乗客の方からも車窓から本県の豊かな自然景観を眺めることができる透明なフードの設置を、JR東海に要望しているところであります。
現段階では、JR東海は、技術的・耐久性・維持管理の点からフードの透明化は難しいとしていますが、引き続きJR東海に技術開発を継続するよう、要望していくこととしております。
受理日 | 2013年07月18日 |
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回答日 | 2013年07月24日 |
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