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更新日:2013年8月23日
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富士山が噴火した場合、火山灰が甲府盆地にまで降ってきて、降灰に慣れていない人々は、道路に降り積もった灰を、用水路やドブに捨てると思います。ですが、水に濡れた灰は泥のようになり、側溝を詰まらせてしまうそうです。この行為を甲府盆地中の人々が同時に行えば、大変なことになってしまうはずです。
甲府盆地内で、いざ降灰があったときに、どのように処理すればよいのか、研究しておいて欲しいと思います。
そして、一般の人達が灰をどのようにまとめて一時保管しておくかなどの知識を、テレビ・新聞などで日ごろから啓蒙していただければと思います。
いただいた「火山灰処理の啓蒙活動」の件について、総務部防災危機管理課からお答えします。
県では、平成24年6月8日に山梨県、静岡県、神奈川県、関係市町村、国の関係機関、火山専門家及びライフライン関係機関等による「富士山火山防災対策協議会」を設置し、富士山火山防災にかかる様々な対策について、検討を進めているところであります。
平成24年度には、溶岩流に対する避難範囲及び避難者数を確定し、避難方向等を整理したところであり、今年度は、主に融雪型火山泥流及び降灰対策について、検討を進めているところであります。
御指摘のとおり、火山灰を水で側溝に流すと、側溝を詰まらせてしまうなど、降灰については、その処理方法に注意する必要がありますが、これまで本県では、降灰処理について馴染みがないというのが現状であります。
降灰対策を検討する上で、降灰処理の問題は欠かせない事案であるため、今後、協議会における検討結果等について、適切な広報により、県民の皆さまに周知していく必要があると考えております。
また、降灰処理にかかる技術的な内容についても、関係者と協議を進めて参りたいと考えております。
このたびは、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。
受理日 | 2013年06月05日 |
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回答日 | 2013年06月11日 |
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