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更新日:2013年8月22日
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最近、ニュースで高校の冷房用エアコンの導入が伝えられましたが、現在の電力事情を考えると、学校の屋上に太陽光発電パネルを設置するなど、電力需給をひっ迫させないための工夫を検討すべきだと思います。
また、学校以外にも、公的施設や企業の事業所などにも太陽光発電パネルの設置を促し、夏場の電力供給量に余裕を持たせることも大切です。そのための誘導措置を講じる事を求めたいと思います。
いただいた「公的施設等への太陽光発電設備の設置」の件について、エネルギー局エネルギー政策課及び教育庁学校施設課からお答えします。
県立学校のエアコンは、平成24年度から順次導入を進めており、その仕様については、電力消費量を考慮し、都市ガスやプロパンガスを燃料とするガスヒートポンプ式をすべての学校に導入することとしています。
また、太陽光発電設備は、屋上に設置可能な県立学校すべてに設置し、発電された電力を照明やOA機器などに活用しています。
今後とも、学校施設の整備については、太陽光発電設備やLED照明の導入など、環境にかかる負荷を減らすことを念頭に進めていきます。
併せて、県内への太陽光発電の普及を拡大させるため、県ではこれまで、前述の県立学校を含む県有施設に太陽光発電設備を率先して導入するとともに、市町村や事業所への整備を支援してきました。
こうした中で、平成24年7月から、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が開始されたことに伴い、太陽光発電の導入はさらに進むものと見込んでいます。
そのため、本年4月からエネルギー局を新設し、事業者や市町村等の取り組みを一層円滑化させることとしたところです。
また、今後は、地域の公民館などのコミュニティ施設等に、非常時の電源ともなる太陽光発電設備の設置を促進する仕組みも構築することとしています。
夏場の電力需要については、まずは節電努力によって、できるだけ抑制していくことが大切ではありますが、太陽光発電の導入で電力を生み出していくことも重要でありますので、こうした取り組みを着実に重ねていきます。
受理日 | 2013年04月30日 |
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回答日 | 2013年05月09日 |
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