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更新日:2014年5月2日
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笛吹市境川町の自転車競技場を利用して、自転車競技選手の英才教育養成所を現在の境川小、中学校に設置し、自転車競技連盟に専任コーチの派遣要請を行い、選手の育成がなされることを望みます。
6年後には現在の小学5、6年生、中学生は20才前後になり、体力的にも海外選手と互角に渡れると思います。
全国的にも中高一貫での英才教育でなければオリンピックでメダルを取ることは不可能であります。
福島県には女子サッカーの中高一貫校があり、なでしこジャパンの主力選手に数多くの選手を輩出しているようです。
行政の智恵と決断と自転車競技連盟の協力を取り付け、共同作業でバンクの補修、付属設備の建設は可能であり、小、中学生又、多くの青少年がオリンピックに出場し、メダルを取る夢を与える環境を大人達が、行政が作る必要があります。
かいじ国体で使用した、境川自転車競技用バンクを再利用することは大事だと思いませんか。行政の勇気ある決断を期待します。
いただいた「東京オリンピックに向けた選手育成」の件につきまして、スポーツ健康課からお答えします。
本県のスポーツ選手育成について県では、山梨県体育協会や各競技団体等と連携し、ジュニア選手の発掘・育成からトップレベル競技者へ、更にはトップレベル競技者が指導者につながっていくよう、長期的展望に立った競技力の向上に取り組んでおります。
こうした中、昨年夏の全国高校総合体育大会における甲府城西高校アーチェリー部や山梨学院大学附属高校駅伝部の全国優勝などジュニア世代の活躍が県民に勇気と希望を与えてくれました。そういった意味でもジュニア選手の育成は大切であると考えております。
ご意見をいただいております自転車競技においても、高校運動部強化指定制度に基づき、甲府工業高校と笛吹高校の2校を強化指定校として競技力の向上を図るとともに、社会人では、「CORSA YAMANASHI」(コルサ・ヤマナシ)というクラブチームを強化チームと指定するなど境川自転車競技場を活用しながら強化を図っております。本県自転車競技選手の成績を見ますと、本県出身の競輪選手だけでなく、アマチュアの選手も国民体育大会をはじめとする全国大会で好成績を収めております。
一方、小中学生の自転車競技人口は、非常に少ないため、山梨県自転車競技連盟においては、自転車体験教室やロードレース大会の小中学生部門を設けるなど、自転車競技に興味を持ってもらうことで選手確保を図るよう努力しているところです。
ご提案いただきました英才教育養成所の設置については、選手・指導者の確保、学校・保護者の理解や協力、競技種目の選定又は経費負担など様々な課題があり、現状では県が実施することは困難と考えております。
県としましては、今後も引き続き各競技団体等とも連携しながら、競技力向上に向けた選手の育成方法などについて更に研究して参りますので、ご理解をいただきたいと思います。
なお、境川自転車競技場については、施設を所有管理する県体育協会で必要に応じて補修するなどして整備しており、今年7月には全国高校総体「南関東インターハイ」の自転車競技会場となることから、日本全国からの選手関係者の皆さまをお迎えできるよう準備しているところであります。インターハイの際には参加選手の応援をどうぞよろしくお願いいたします。
受理日 | 2014年03月12日 |
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回答日 | 2014年03月17日 |
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