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更新日:2014年2月27日
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中央自動車道を東京方面に向かうと、甲府南インターチェンジから勝沼インターチェンジの辺りまで、工場が多い地域と見えて、排煙が立ち込め、視界も良くありません。
PM2.5が問題になって久しいのですが、この地域の大気汚染が心配です。
県では、常日頃の状況把握や改善のための指導などを行っているのでしょうか。
いただいた「工場の排煙」の件について、大気水質保全課からお答えします。
工場からの排煙については、大気汚染防止法によって規定されており、ボイラー、廃棄物焼却炉等で一定規模以上の施設は、県への届出が必要となるとともに、排出基準が定められています。
中央自動車道の甲府南インターチェンジから勝沼インターチェンジまでの辺りの工場・事業場の中にも、多くの対象施設があり、県では、これらの施設に対して、定期的に立入調査を実施し、基準に適合したばい煙が排出されているか確認を行っています。
また、当地区は果樹等の畑が多いため、それらの剪定枝の野外焼却が広域的に行われています。
野外焼却については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により原則禁止されていますが、日常生活を営むうえで通常行われる軽微なもの(たき火等)や農業を営むためにやむを得ないもの(剪定枝等の焼却)については、例外とされています。しかしながら、例外とされているものであっても、他人に迷惑がかかるような野外焼却については、県や市町村とで、適正に焼却するよう指導を行っています。
併せて、県では、工場・事業場の排煙以外でも、一般環境中の大気汚染の状況を調査しています。ご心配されているPM2.5についても、県内5地点において測定を行っていますが、平成24年度の測定結果では、全ての地点で環境基準を達成していました。
なお、県では、PM2.5が高濃度になると予想される場合には、午前8時頃と午後1時頃に県ホームページ、市町村の防災無線、テレビ・ラジオ等を通じて、注意喚起の情報を提供することとしております。
参考ですが、大気の測定状況等については、県のホームページでご確認いただくことができます。
・リアルタイムの測定結果(1時間ごとの測定値)について
http://www.taikidata-yamanashi.jp/
・PM2.5の測定状況や濃度状況について
http://www.pref.yamanashi.jp/taiki-sui/pm25setumei.html
・山梨県内の大気環境の測定結果の概要について
http://www.pref.yamanashi.jp/taiki-sui/65_024.html
受理日 | 2014年01月31日 |
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回答日 | 2014年02月04日 |
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