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更新日:2010年8月23日

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昭和25年頃設定した防風保安林解除について

ご質問

八ヶ岳地域の防風保安林は、開拓行政で畑地保護のため、登記簿に記載もなく設定されましたが、時代の流れで、畑地は山林又は宅地化され、その意義がなくなっています。
 このような中、暴風、積雪等で隣地との紛争等が生じており、登記簿になき保安林は一切、管理下からはずしていただきたいです。
 保安林は旧開拓地に存在していますが、地域の発展を阻害していると思います。
 是非、検討してください。

回答

いただいた「防風保安林の解除等」について、治山林道課からお答えします。
 まず、「八ヶ岳地域の防風保安林の経緯と意義」についてです。
 八ヶ岳地域の防風保安林は昭和20年代から30年代にかけて、農地を冬の季節風などの強風から守るために造成された保安林です。その後、時代の変遷とともに農地の一部は宅地化され現在に至っていますが、保安林制度についても時代の要請に応えるべく保安林の保全の対象について改正され、防風保安林の保全対象も農地のほかに居住地等が追加され、現状においても大きな役割を担っているものと考えます。
 次に、「暴風、積雪等で隣地との紛争が生じている」というご意見についてです。
 強風や積雪などにより、過去において保安林の立木が倒れたり、枝等が落下して、保安林との隣接地の物件等に被害を与えたことがありました。このような危険木にかかる保安林制度上の取扱いですが、危険な枝を除去することについては県への許可・届出等は不要です。
 また、危険な立木を除去する場合でも森林法第34条第1項第9号の規定により事前の届出書の提出により処理ができるなど、危険回避のための処理については簡素化が図られています。
 県としても、ご相談のあった件については森林所有者の義務として適正な管理を行うよう助言を行ってきましたが、今後も必要に応じ、保安林制度の理解を得るよう関係する皆様に説明を行ってまいります。
 次に、「登記簿になき保安林は一切管理よりはずしていただきたい」というご意見についてです。
 保安林には、指定時に分筆登記されなかったものが存在しますので、不動産登記簿の地目で確認できないものがありますが、保安林の指定は、告示によってその効力を生じ(森林法第33条)、保安林台帳に登録することにより保安林としての管理を行っていますのでご理解願います(森林法第39条の2)。
 なお、保安林を解除できる場合については、「指定理由の消滅」(森林法第26条第1項)と「公益上の理由」(森林法第26条第2項)があり、解除する場合には、土地の非代替性、必要最小限の面積、代替施設の設置、利害関係者の同意など定められた解除の要件を満たすことが前提となります。
 最後に、「保安林が地域の発展を阻害している」という指摘についてです。
 防風保安林により、受益対象である農地や居住地等の保全が図られ、地域の生活環境の向上に資するものであると考えています。
 今後とも、保安林制度のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

受理日 2010年07月14日
回答日 2010年07月22日

このページに関するお問い合わせ先

山梨県森林環境部治山林道課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1660   ファクス番号:055(223)1663

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