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電話詐欺被害に遭わないために手口を理解し、大切な財産を守りましょう。
オレオレ詐欺や架空請求詐欺などの特殊詐欺では、ほぼ全ての犯行に電話が使用されています。そこで山梨県警察では、「特殊詐欺」を「電話詐欺」と呼称して被害を防ぐ取組を推進しています。
被害に遭わないためには、自宅の電話が鳴ったら「詐欺かもしれない」と常に緊張感を持つことが大切です。また、電話でお金の話が出たら、自分一人で判断せず、周囲の人や警察に相談することが必要です。
令和4年中の電話詐欺被害は77件(前年比+21件)、被害総額約1億4,484万円(前年比約ー434万円)と、被害額は減少しましたが、被害件数は増加し、依然として被害額は1億円を超えており、非常に厳しい状況です。令和4年中は、息子や孫等の親族をかたるオレオレ詐欺、市町村職員をかたって「介護保険料の払い戻しがある。振込手続きをしたいがキャッシュカードが古くなっている。カードを交換する必要がある。」などと被害者宅を訪れ、キャッシュカードを盗み取るキャッシュカード詐欺盗が多発しました。
「電話でお金の話」「ATMで還付金」「オレだけど携帯なくした」という言葉は危険です。ご家族やご近所の方へ注意を呼び掛けてください。
市町村別の電話詐欺被害認知状況(暫定値)はリンクから確認してください。
電話詐欺には家族の絆がとっても重要です。日頃から家族でコミュニケーションをとり、なんでも相談できる関係を築きましょう。なにかあった時には「合言葉」や「約束ごと」を決めておくことも効果的です。
お子さんやお孫さんみんなで電話詐欺撃退メッセージカードを作って、おじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントしよう!!表がぬりえになっているので、楽しく描いて、電話詐欺を防止しましょう。
メッセージカードは、電話の近くに置いて、おじいちゃん、おばあちゃんがいつでも見られるようにしましょう!