トップ > 防災・安全 > 防災 > 防災情報 > 東日本大震災に関連する情報 > 原子力発電所事故による本県への影響について > 平成27年度県産農産物放射性物質検査の実施予定について

ページID：65461更新日：2015年3月26日

平成27年度県産農産物放射性物質検査の実施予定について

目的

県産農畜水産物は、平成26年度まで放射性物質は不検出または基準値以下となっており、平成25年3月19日付けで原子力災害対策本部が指定する検査対象品目から除外された。しかし、消費者の不安感を払拭し、風評被害による販売不振などの影響を防止する観点から、引き続き、以下の考え方に基づき、出荷する県産農産物の放射性物質検査を実施する。

（平成27年3月26日）

基本的な考え方（品目の選定方法、検査実施時期、地域の選定等）

1. 出荷される主要な農産物等を対象とし、生産量等を踏まえて検査品目を選定する。
2. 農産物については、平成26年度まで全ての品目で不検出であったことから、生産状況、地域性を考慮しながら、原則として各品目ごとに主要な1～2産地からサンプルを採取する。
3. 米については、各JA単位で収穫時期の早い地域を対象に検査を行う。
4. 牛肉については、肥育農家の全戸検査が終了しているので食肉市場の自主検査に委ねる。原乳については、生産団体と地理的条件を考慮した合乳等を検査する。
5. 水産物については、これまでの検査成績を考慮して、過去の検査で検出限界値を超えた湖の漁場において解禁状況等を勘案し、天然魚の検査を行う。
6. 検査の結果は、県ホームページ等で随時公表する。
7. 検査の結果、厚生労働省が定める規制値を超えた場合、県は出荷団体等に対し、当該品目の出荷の自粛を要請する。

月別検査品目数、点数

	4月	5月	6月	7月	8月	9月
品目数（下表）	0	2	5	8	6	4
検査点数	0	2	13	12	8	24

 

	10月	11月	12月	1月	2月	3月	合計
品目数（下表）	7	5	3	0	1	0	41
検査点数	10	5	3	0	1	0	78

品目別検査点数

	4月	5月	6月	7月	8月	9月
果樹		ウメ(1)	オウトウ(2)	モモ(日川白鳳3) スモモ(ソルダム2) ブドウ(デラウェア2)	ブドウ(巨峰1) ブドウ(ピオーネ1) リンゴ(1)	ブドウ(甲州3) ブドウ(べーリーA3)
野菜			ナス(2) スイートコーン(2) レタス(1)	キュウリ(1) キャベツ(1) スイートコーン(1)	キュウリ(2) トマト(1) スイートコーン(2)
穀類				小麦(1) 大麦(1)		水稲(16)
肉・乳			原乳(6)
その他		茶飲用茶(1)				天然魚(2)

 

	10月	11月	12月	1月	2月	3月
果樹	カキ(生食用1) カキ(加工用2)	キウイフルーツ(1)	ユズ(1)
野菜	ダイコン(2) 鳴沢菜(1) サトイモ(1) サツマイモ(1)	ホウレンソウ(1) 長芋(1)	ニンジン(1)		野沢菜(1)
穀類	水稲(3)	大豆(1) ソバ(1)	大豆(1)
肉・乳
その他