更新日:2020年2月14日

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チャレンジ博物館第11回
「青銅鏡づくりにチャレンジ」

参加お申込みが定員に達しましたので、ただいまキャンセル待ちでのお申込みを受付中です。(令和2年2月14日)

県立考古博物館では月に1回程度、小・中学生の親子を対象としたものづくり教室「チャレンジ博物館」を開催しております。今年度11回目のものづくり教室は、青銅鏡づくりにチャレンジします。

このものづくり教室はキャンパスネットやまなし連携講座です。

画像:青銅鏡の製作例(背面)画像:青銅鏡の製作例(鏡面)
青銅鏡の製作例(左:背面:鏡面)
背面の図像は、古代中国の龍の図案を参考とした当館のオリジナルデザインです。
背面の画像を拡大(JPG:825KB)

青銅鏡は弥生時代から古墳時代にかけて作られた青銅器のひとつです。日本には弥生時代の初め頃、中国大陸より青銅器づくりの技術とともに伝来し、儀式や祭祀(さいし)の場で使われる祭器、権力者が権威を示すための道具として盛んに作られました。また、凸状に磨き上げられた鏡面と、背面に鋳出された幾何学的な模様や獣・神様などの文様からは、当時の人々の優れた金属加工技術がうかがえます。

今回のものづくり教室では、青銅器の歴史や青銅鏡について学習と、青銅器づくりの工程の見学・体験を通して、古代の青銅鏡の再現にチャレンジしていただきます。

青銅器づくりの工程

青銅器づくりの工程は大まかに、鋳型づくり、鋳込み、成形・研磨からなりますが、いずれの工程も難易度が高く、特に熔けた青銅を取り扱う鋳込みは作業に危険を伴います。今回の青銅器づくりは、安全に配慮して、青銅鏡の研磨作業に重点の置いて体験していただきます。

鋳型づくり

画像:銅剣・銅矛の母型
青銅器の母型(銅剣・銅矛)

画像:銅剣・銅矛の砂型
炭酸ガスを注入して硬化した砂型(組み立て前)

写真は銅剣・銅矛形ペーパーナイフ(平成28・29年度のチャレンジ博物館にて作成)の鋳型です。

当館の青銅器作り体験では、ガス硬化砂を使って鋳型を作ります。完成品の基となる型(母型)にガス硬化砂を押し詰めて炭酸ガスを注入すると砂が硬化して、母型の形を写し取った鋳型(砂型)となります。鋳型の出来栄えは青銅器の完成度を大きく左右するため、作業には精確さが求められます。

鋳込み

画像:炉の様子
銅と錫を熔かすため高温を熾した炉

画像:鋳込みの様子
熔かした青銅を鋳型に流し込む様子(鋳込み)

鋳込みは高温で熔かした金属を鋳型に流し込むため、作業に大変な危険を伴う工程です。高温の炉の中で銅と錫(すず)を熱して熔かし合わせて銅と錫の合金・青銅を作り、熔けた青銅を鋳型に流し込みます。

に錫を混ぜる利点はいくつかありますが、銅の融点が下がってより低い温度(火力)で金属を加工できる、銅や錫が単体の状態よりも金属の強度が高くなる、研磨すると黄金色や白金色の美しい色合いになる、などが挙げられます。

成形・研磨

画像:鋳型からの取り外しの様子
青銅器の取り出し作業の様子

画像:鋳型から取り外した青銅鏡
鋳型から取り出した直後の青銅鏡

青銅を鋳込んだ鋳型が十分に冷えたところで青銅器を鋳型から取り出しますが、この時点の青銅器はバリ(出っ張った余計な部分)があり、鋳型の砂や煤(すす)に覆われた状態です。砂や煤を洗い落とし、バリを取り除いて形を整え、ヤスリなどを使って磨き上げると、美しい輝きを放つ青銅器が完成します。

画像:研磨作業の様子
研磨作業の様子

画像:完成した銅剣形ペーパーナイフ
磨き上げられた青銅器(銅剣形ペーパーナイフ)

今回のものづくり教室では、最古の合金である青銅や、青銅鏡の歴史について学習していただくとともに、青銅器づくりの一連の工程を見学・体験していただきます。青銅鏡づくりは鋳込み、成形後の研磨に重点を置いて体験していただきます。また、作業の難易度がやや高いため、小学5年生以上の方を参加対象とさせていただきます。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

チャレンジ博物館に参加された方には、集めて楽しいスタンプカードを発行いたします(令和2年度有効)。1回の参加ごとに1スタンプを押印し、スタンプが集まるとオリジナルプレゼントを差し上げます!ぜひ続けてご参加ください!

次回のチャレンジ博物館は「ミニミニ銅鐸づくりにチャレンジ」(令和2年3月15日(日曜日)開催予定)を開催いたします。参加お申込みは2月15日(土曜日)より承ります。皆さまのご参加をお待ちしております。

ご案内

開催日時

令和2年2月16日(日曜日)
午前9時30分~12時30分

会場

風土記の丘研修センター・実習室(甲府市下向山町1271)

会場への経路は地図(GoogleMap)をご参照ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません(徒歩での通行は可能です)。

講師

長谷部久樹氏(当館協力員)

参加対象・定員

小学5年生~中学生の子どもとその保護者・8名

子どものお申込みが8名に達した時点で募集を締め切ります。
小学5年生の方は、参加の際に保護者の同伴が必要です。
小学6年生・中学生の方は、本人のみでもご参加いただけます。

参加費

無料

持ち物・服装

筆記用具、汚れをぬぐうタオル

活動しやすく、汚れてもよい服装でご参加ください。

お申込み方法

参加お申込みが定員に達しましたので、ただいまキャンセル待ちでのお申込みを受付中です。(令和2年2月14日)

ご参加には事前にお申し込みが必要です。

風土記の丘研修センターへお電話、またはご来館の上、お申し込みください。
令和2年1月16日(木曜日)より参加お申込みを承ります。定員に達し次第、募集を締め切ります。

お申込み後、キャンセルまたはご欠席される場合は、お早めにご連絡くださいますようお願いいたします。

お申込み・お問合せ

風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)

電話:055-266-5286
受付時間:午前8時30分~午後5時

休館日:毎週月曜日、2月12日(水曜日)
ただし、2月10日(月曜日)は開館いたします。

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このページに関するお問い合わせ先

山梨県教育委員会考古博物館 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3881   ファクス番号:055(266)3882

ものづくり教室に関する詳しいお問い合わせは、風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)までお願いいたします。

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