トップ > 組織から探す > 県教育委員会の組織(課室等) > 山梨県立考古博物館 > イベント情報 > 平成31・令和元年度イベント情報 > チャレンジ博物館第6回「弥生時代の矢じりづくりにチャレンジ」
更新日:2019年7月31日
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県立考古博物館では、小・中学生の親子を対象としたものづくり教室「チャレンジ博物館」を月に1回程度開催しています。今年度6回目のチャレンジ博物館は、弥生時代の矢じりづくりにチャレンジします。
このものづくり教室はキャンパスネットやまなし連携講座です。
矢じり(ペンダント)の制作例(職員製作)
画像を拡大(JPG:643KB)
矢じりは矢の先端に取り付ける刺突具です。動物の骨や角、金属など様々な素材で作られましたが、石で作られた矢じり・石鏃(せきぞく)もその一つです。
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石の矢じりは時代を経るにつれて作り方や形が変化していきます。作り方は石材を打ち欠いて作られた打製石器(だせいせっき)から、打製石器を鋭く磨き上げた磨製石器(ませいせっき)へと変化し、弓矢が主に狩猟に使われた縄文時代の矢じりが小さくて薄い(矢が軽い、弾速が速い、飛距離が長い=命中精度を重視)のに対し、武器として使用される機会が増える弥生時代以降の矢じりは、大きくて厚い(矢が重い、深く突き刺さる=打撃力を重視)などの違いが見られます。
山梨県内では、金の尾遺跡(甲斐市)や、身洗沢遺跡(笛吹市)、東山北遺跡(甲府市)などから弥生時代の磨製石鏃(ませいせきぞく)が出土しています。
矢じりづくりの様子
今回のものづくり教室では、古代の石器や石器づくり技術について学習していただくとともに、山梨県内の遺跡から出土した矢じりをモデルとして、黒い滑石(かっせき)を素材とした弥生時代の武具・磨製石鏃づくりを体験していただきます。
なお、安全性を考慮して、矢じりの先端や側縁が鋭利にならないよう加工します。また、実際の矢としては仕上げず、矢じりに穴を開けて紐を通し、ペンダントに仕上げてお持ち帰りいただきます。あらかじめご了承ください。
チャレンジ博物館に参加された方には、集めて楽しいスタンプカードを発行いたします(令和2年度有効)。1回の参加ごとに1スタンプを押印し、スタンプが集まるとオリジナルプレゼントを差し上げます!ぜひ続けてご参加ください!
次回のチャレンジ博物館は「石包丁づくりにチャレンジ、石包丁で収穫・古代衣装着用体験」(令和元年9月29日(日曜日)、10月20日(日曜日)開催予定)を開催いたします。参加お申込みは8月29日(木曜日)より承ります。皆さまのご参加をお待ちしております。
令和元年9月1日(日曜日)
午前9時30分~12時30分
風土記の丘研修センター・実習室(山梨県甲府市下向山町1271)
会場は考古博物館から離れています。
会場への経路は地図(GoogleMap)をご参照ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ公園内の道路は管理道につき、一般車両は通行できません(徒歩での通行は可能です)。
小・中学生の子どもとその保護者・20名
子どものお申込みが16名に達した時点で募集を締め切ります。
小学校5年生以下の方は、一人につき保護者一人の付き添いが必要です。保護者は祖父母等でも構いません。
小学校6年生以上の方は、本人のみの参加ができます。
無料
エプロン、定規(10cm程度のもの)、手を拭くタオル
活動しやすく、汚れてもよい服装でご参加ください。
参加には事前にお申込みが必要です。
風土記の丘研修センターへお電話、またはご来館の上、お申込みください。
令和元年8月1日(木曜日)より参加お申込みを承ります。定員になり次第、募集を締め切ります。
お申込み後、キャンセルまたはご欠席される場合は、お早めにご連絡をくださいますようお願いいたします。
風土記の丘研修センター
電話:055-266-5286
受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:毎週月曜日
ただし、8月12日(月曜日・祝日)は開館いたします。
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このページに関するお問い合わせ先
ものづくり教室に関する詳しいお問い合わせは、風土記の丘研修センターまでお願いいたします。
住所:〒400-1507
山梨県甲府市下向山町1271
電話番号:055-266-5286
ファックス番号:055-266-5287
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